お前のような 花だった

台風が近づきつつある九州地方。

予報通りに進めば、明日の壱岐は、間違いなく大荒れの天気。


今日は休日だが、果樹畑には行けそうにない。

本来ならば、畑に行けないことと、梅雨の重苦しい天気のせいで、鬱々と家で過ごすことになるのであろうが。

今日は違う。


620 クチナシ

クチナシ。八重咲き品種。



果樹園の隅に植え付ける予定の、この八重クチナシ。

今は私の部屋で、その甘く、伸びやかな芳香を放っている。


私の狭い部屋の中で、クチナシの白い花から溢れる香り。

糸を引いて立ち上るかの如く、辺りを優しく包み込む。

この香りの芳しさ。

旅路のはてまでついてくるのも頷ける。



ブルーベリーを植え付けているオバの家に、だいぶ前からクチナシが植えられていた。

6月の梅雨時期になると、あたり一面に、白く清らかな花を咲かせ、そしてその香り。

こんなに良い匂いのするものが自然の中にあるのかと、感動したことを覚えている。

以来、この梅雨時期は、ブルーベリーの観察と称して、クチナシの香りに包まれたいがために、オバの家に行っていたようなものである。


花の匂いの素晴らしさを教えてくれたこの植物を、自分でも育ててみたい。

その願望もあり、苗木の購入に至った次第。


だが、このクチナシ。

花の命が短すぎ。


白い花びらが開き、良い匂いがしたとおもったら。

どんどんと茶色になって草臥れ始める。

もう少し、花持ちがよかったらと願わずにはいられない。



芝桜から始まった、花への傾倒。

香り甘く、花も可憐なジャスミンを植えて満足していたが、クチナシにも手を出してしまった。

思えば、ジャスミンも白い花びら。

クチナシも白い花びら。

ともに芳香し、昔から人を魅了し続ける。

白い花、そして香る花に、私は弱いようである。



果樹でいっぱいの私の畑。(実際は叔母宅の畑だが)

大きな植物は、果樹への影響を考慮して、植え付けない方針。

しかし、花の魅力にとり憑かれつつある私。

今後も、畑の小さなスペースを見つけては、花を植え付けてしまいそうな予感大。



休日の午後。

園芸カタログの花コーナーを見ながら。

この花はどんな優しい香りだろうか?

あの花はどんな気品あふれる香りだろうか?

カタログ掲載されている花の写真に萌えながら。

うつらうつらと、よからぬ妄想を楽しんでいる。

comment

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No title

美人薄命とはよく言ったものですね

くちなしの花
なつかしい歌詞ですねぇ。

薫り、なんとも言えない甘い

いいですねえ。今が植え時なんですか。
わたしも、欲しくなっちゃいました。

No title

また手を出したんですかぁ。。? ┐(´-`)┌

確かに「クチナシ」は
清楚で美しいですが・・・

美人にゃ弱いもんですね~♪

香しいお花が咲いたら
また見せてくださいね~^^

Re: No title

siyou110 様、こんばんは。

そうなんです。
花持ちが悪いから、白に輝く花びらを拝む時間が足りないんです。

でも、その香りを嗅いでしまったら。
一年に一度のこの梅雨が、とても待ち遠しく感じます。

Re: タイトルなし

がんばー様、こんばんは。

いいですよ~、クチナシ。

私が購入したのは八重品種ですが、一重のクチナシは、
果実も利用されてるみたいですね。

紫陽花とともに、梅雨を感じさせるこのクチナシ。
あまり大きくもなりませんから、がんばー様の畑の隅っこにでも。。。^^

Re: No title

なおさん様、こんばんは。

>また手を出したんですかぁ。。? ┐(´-`)┌
ははは^^
ハイ、手を出しました~。
でも、ついうっかりの衝動買いではなく、クチナシは予め狙いを定めておりました。

花が咲いてる画像を載せようと思ったのですが、
どれもこれも黄ばんだパンツみないな色になったので、花は摘んでます^^;
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