私が園芸カタログを覗くとき、カタログもまた私を覗いている

大手園芸店から、カタログが送られてきた。

どのカタログも、各社それぞれに自慢の品種をご紹介。

サカタのタネ。

改良園。

国華園。

チラシにカタログ、ページをめくれば、目くるめく花の祭典。


530 魔の書

今年の年末から植えつけられるチューリップやゆり、来年咲くバラやアイリスなどの色とりどりの草花。

紙面いっぱい咲き乱れ、色気のないおっさんのお部屋がお花畑に。


しかし、園芸店の凄文句には気をつけなければならない。

どの花も、どの果樹も、写真のように上手くは育てられないから。
(私だけでしょうか?)

カタログのどの写真も、いかにも簡単に、私にも育てられるように書かれているが、実際に栽培してみると、病気に弱かったり、虫がつきやすかったり。

また、日本は縦に長い国であるから、冷涼地と暖地で育ちに違いがでたりもする。


特に某国華園のカタログ。

やたらとビックリマークが多くて。(特に果樹)

!!!とここまで!がつくと、!に対して不感症になってしまい、!を見ても興奮しなくなってきた。


某国華園で果樹を購入する以前。

某スレで色々と叩かれている某国華園。

じゃあ、一体どんな苗木を届けてくるのか?と。

体を張って(お財布開いて)、試してみようと買った果樹。

届いたのは、見事に根のない、挿し木みたいな苗木でびっくり。

まさに!!!な果樹との出会いであった。


だもんで、某国華園の、腹いっぱいなカタログを見たあとは、改良園の控えめな品種紹介に、安心感と信頼を覚えてしまう。


そんな!インポな私。

色々とケチをつけたが、どのカタログにも熱心に目を通す。


これを買ったら、ここに植えよう。あれを買ったらあそこの植えたい。

読むだけで、見るだけで、心ときめく。

育てもしない(育てられない栽培下手)のだが、新品種には揺れ動かされる。


そんな、中年男の妄想のおかず。園芸カタログ。

「見るだけよ」と、自分に言い聞かせて開いたカタログ。

何故か数ページにドッグイヤーが。


世の中にあるカタログ。

見方によっては禁断の書。

見れば、物欲の扉が開く。

ネットで購入ボタンをポチッとな。

もしくは園芸店で見つけ、レジでお金をちゃり~ん。

散財への道は、苗木業者の思惑で舗装されている。


釣り師にとっての釣具店が『魔界』。

釣具のカタログが『魔の書』であるように。

園芸家にとっての園芸店は『魔界』。

園芸カタログは『魔の書』である。

少なくとも。

私にとっては。

comment

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No title

こんにちは

分かります分かります、すごく分かります(~_~;)
私もあまり状態が良くない苗が届く某通信販売を
写真に惹かれて何回も買ってしまいますから…。
カタログを見て『欲しい』と思ったら、懲りずに
買っちゃって、苗を見てショボーンの繰り返し
です。

同じ経験がありました

 ユーモアと含蓄あふれる内容に、いつもながら読み惚れてしまいます。
 最後に「園芸家にとっての園芸店は『魔界』。 園芸カタログは『魔の書』である。」とありましたが、私にも思い当たるふしがありました((笑)。
草々
 

ふりすきぃ様、こんばんは。

でしょー。
買わんでいいのに買ってしまい、苗見てショック。
魔性の女の如き、誘惑で散財させる罪なやつなんです。カタログってやつは。

はなまる見て影響されるのは、私も同じです。
つまり、おばさんのようなおじさんです^^

ささげくん様、こんばんは。

こちらこそ、いつも参考になる記事、ありがとうございます。

園芸にかかわらず、世にあるカタログ。

これ皆、散財への誘惑。魔の書です。

しかし、本当にこれが必要なのか?と自分を試す、精神を鍛える鍛錬の書でもあります。

つまり、カタログを開くということは、いかに自分の欲望を鎮めるかの戦いでもあります。

そして私は連敗中であります^^;

No title

大爆笑記事を楽しく拝見しました~。
同感過ぎて手放しの拍手です!
あ、この!には興奮しなくても大丈夫ですから。^m^
(爆)

Reveille 様、こんにちは。

大丈夫です。!にはスれてしまいましたから^^

やはり、皆様、同じような悩ましい問題をお抱えのようですね。
買うつもりはないのに。つい。。。

同じような現象に、100均行ったら、買う予定がない物も、ついかごに入れてしまう症状があります。
本当、気がゆるいというか、欲に負けるというか。
まだまだ、精神修行が足らない男です^^;

山の畑、つららが出るほど冷える場所なんですね。
獣やカメムシの被害に負けず、立派な果実が収穫できることを願っています^^

藻の上の旦那 さまへ

こんにちは!

うちにも届きました<サカタ>の園芸通信!
バラはここのは高いので、その他の魅力的な草花たちをチェック!!
でも、今回はドッグイヤーまでで思いとどまりました~!!!

自分に言い聞かせるのは、『○○記念に買っちゃおうかな?』
『でも、どこに植える?鉢代は 土代は? 肥料代は?』
開くときはワクワク楽しく、閉じるときには悩んで悩んで・・・・・。
それでもついついまた次を開いてしまう、
ホントに<魔の書>ですね~(>_<)

Re: 藻の上の旦那 さまへ

しんかなまま様、こんばんは。

サカタの魔の書。
たしかにちょっと高いんですよね。

ただ、購入はしないまでも、新品種や珍しい品種を眺める楽しみはありますもんね。

手を出すかどうかは。。。しんかなまま様次第です^^
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Author:藻の上の旦那
玄界灘に浮かぶ壱岐で、果樹栽培に勤しむ中年です。
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