途絶えることなき供給 我が闘争

今日も今日とて、仕事帰りのムシ取り行脚。

月曜日にも見回って、身柄の確保を行ったが、本日も同じように、同じ数の犯人を確保した。


417 ブルーベリーの毛虫1

417 ブルーベリーの毛虫2

ブルーベリー22本に6匹の毛虫先生。

ほぼ毎回、偵察に出向くとこれくらいはいらっしゃる。

ブルーベリーにはマルチングとして、ワラや枯れ枝、針葉樹のチップをモリッと積み上げているのだが、どうぞお構いなくとばかりに、若くて新しい新芽、もしくは花芽を狙って、もぞりもぞりとやって来られる。


ところで、この先生方。(幼虫だから学生さんか)
いったい、どのような虫の幼稚園児なのであろう?

Googleで『毛虫』を検索。
すると出るは出るは、色も形も毒々しいちびっこギャング。

このギャングの画像を、舐めるように、眺めて、調べて、見つけた虫の名はクワゴマダラヒトリ Thanatarctia imparilis。

夏の夜、網戸に止まっている、お馴染みの蛾であった。

私の可愛いブルーベリーを慰みものにする、このクワゴマダラヒトリ。(の幼虫)

‘彼を知り己を知れば百戦殆からず’の故事にならい、この虫がどのような生態か調べてみる。

>分類:チョウ目、ヒトリガ科

>産卵:9月中に産卵植物葉に数千粒(470~1270卵)の卵塊で産み付ける。

>幼虫:孵化幼虫~3齢幼虫は葉上で糸を吐いて、テント状の巣網を張り集団を作る。

>体長:老齢幼虫 約50mm 成虫 開張37~64mm

>越冬形態:幼虫(4齢)10月に根ぎわに幕を張って越冬、あるいは落葉の下で行われる。

>成虫出現は、7月下旬~9月中旬

>冬が温暖な地域に発生が多い傾向があり、一度多発すると2~3年続いて多発傾向が見られる。
※愛媛県病害虫防除所サイトより引用。

名前の通り、幼虫期には主にクワの木に被害が多いとのことだが、別にクワに限ったことはなく、植物であれば果樹草木なんでもござれの食いしん坊ばんざい。

古代中国の饕餮(とうてつ)の如き、貪婪たる果樹の敵である。

以前、おばの家に植えられている柿の木やコデマリが、このちびっこ先生のお食事で、スーパーのタイムセールに群れ集う人波のように、寄ってたかって、葉っぱを食い散らかされていた時は、背筋がぞくりとした。


しかし、人の嗜好とは深淵たるもの。

このようなイモムシ・ケムシの類に愛を見出し、ペットとする方もちらりほらりある。

ドドメ色した、もそもそ動く芋虫が、艶やかな蝶になる姿には、なんともいえない深い感銘をおぼえるのも一理。

醜いアヒルの子が美しい白鳥に成長するように、芋虫が美しく変化する様には、一方ならぬ生命の神秘を感じてしまうものだ。


とはいえ。
私が愛するのは実りある果実。大自然の贈り物である。

その木々の、健やかな育みを遮らんとするものには天誅あるのみ。


中国の巡視艇のように。

万引きGメン 二階堂雪のように。

これからも、果樹園の見回りは続くよどこまでも。

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No title

こんばんは~♪

よくまぁ調べましたねぇ~~
こんなグロテスクなものを。。。
もぞもぞした虫、超スーパー苦手なもんで・・・
いたちごっこの戦い、
頑張ってくださいな!(^^)
でも、
どこから出てくるんですか?
誰かこっそり卵産んでいるのかな??

Re: No title

なおさん様、こんばんは。

ほんとこのケムシ、すごくいっぱいいるんですよ。

ブルーベリーはおばの家の空き地に植えてるんですが、
ほかの木々もかなーり被害に遭ってます。

誰かが夜中に、こっそりつけてるんじゃ?
と思うぐらいもっさりです^^;
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