ブルーベリーの剪定 心無い天使


今日は休日。


まとまった時間がとれたので、ブルーベリー畑へ。


風のない穏やかな日差しの中で、ブルーベリーの剪定をする。







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デライトの紅葉。


赤銅色の葉に白いブルームがかかり、美しい。


この株は、ひこばえを掘り起して植え付けた子株である。


他のブルーベリーは概ね葉を落としているのであるが、この若い新参者は地味だが光沢のある赤を身にまとい、新春の太陽のもと、元気に育っている。





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ウィトウの花芽。


ニュージーランドからの使者。


昨年植え付けたばかりのニュービーである。


幼木に花芽は厳禁。だもんでこの後すべて花芽は落とした。







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まだ1月というのに開花宣言。


大いなるフライング。


若いサンシャインブルーは早漏気味。


こんなに早くては女子は喜ばんですよ。







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キク科のスノーボール(たぶん)


このお花、私が植え付けたわけではない。


ブルーベリーの株の周りに、勝手に叔母が植栽したもの。


これが数十本。


小さな株とはいえ一仕事あったことと思う。



まあ、私も叔母ん家の空き地に、それこそ勝手に何本もブルーベリーを植え付けているので、文句はいいません。
スノーボールは花も綺麗かしね。


もともと叔母がやってる畑に植えてあるのだが、群生した芽が一斉に開花した姿は見事というよりほかない。


純白の白い花びらに明るい黄色が映え、それがいくつも乱れ咲く様は、心がほのぼのとした気持ちになる。




しかし、本来はもう少し暖かくなって花が咲く品種。


ブルーベリーのサンシャインブルーにせよ、狂い咲くのはこちらの冬が暖かいせいであろうか。




暖かな日差しの中、半年後のブルーベリーの果実に思いを寄せながら、一本一本剪定をしてゆく。


私の剪定は全くの我流。


小さな枝は切る。


内向きの枝は切る。


切るか残すか迷ったら、切る。


何かの本だったか、迷わずやれと書いてあった気がしたので、躊躇なくバシバシ片づけていく。




小春日和とでもいうような、暖かい午後。


順調に作業をしていると、三匹の男の子が現れた。



何れも叔母の孫。


私の従妹の子らである。


上から5歳、3歳、2歳の可愛い盛り。


一番下の子が歩く姿はまるで天使のよう。




しかし。


見た目は純潔の結晶のようである彼ら。


行う所業は非道の極み。



まず手始めにその辺で拾った木の棒で私を叩く。


ひとしきり楽しんだ後は目標の変更。新たなる得物探し。



次の標的は件のブルーベリー。


何かの強敵と戦ってらっしゃる様子であるが、それは私の大事なブライトウェルです。


薙ぎ払われて折れるシュート。舞い散る花芽。


今、剪定したばかりなのに。


私の剪定が甘い!とばかりに強引に添削してくださる心無い先生方。




もちろん足元のスノーボールも例外ではない。


三匹の悪魔に順番に踏まれ、花の咲いた株はほぼ全滅。


(上記の花の画像は生前のもの。合掌。)


災害というよりほかない。



花踏み仕事で足をならした後は、イチジクを植えてある崖にかけ上り、上から石投げ攻撃。


2歳のチンピラが転げ落ちてはと心配になり駆け寄ったが、上の子に、情けは無用と木の枝を投げつけられる。



彼らに悪意はない。


ただ純粋に面白がっているだけである。


だから、余計に始末が悪い。


こちらが正しい日本語で「花が可哀想だからやめなさい」と言ったところで聞く耳は持ちゃせん。


2歳のガキに正論だの道徳など意味はなかった。




15分ほど暴れまわった後、「ゲームしちくる」と言い残し、三体の使徒は家に戻っていった。


私を笑わせ、怒らせ、心配させて。




思えば、遠い日の自分もあの子らと一緒であった。


親を心配させ、怒らせ、呆れさせ。


鼻水を垂らして笑う姿は、あの日の自分である。



苛立ちはする。


だが、その愛嬌を憎むことはできないでいる。



この三匹の悪魔。


従妹が仕事の都合で壱岐に帰ってきている為、叔母の家にいる機会は多い。


つまり、この私のブルーベリー畑は悪魔の支配下にあるといっても過言ではない。


果樹栽培に新たな敵の登場である。





comment

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No title

お久しぶりでございますー

ブルーベリーの剪定でも、お教えいただくのかとワクワクしましたが・・・

なぬー3匹の悪がきトリオですと。。。
なんと、心広き藻の上の旦那様です事。 v-411

No title

>風のない穏やかな日差しの中で

なんとまぁ!!
足して2で割ればちょうどいいのにーーー

まさかと思いましたが、
やはりお花ちゃんが咲いてる!
こんな早漏なら女子のはしくれ!
大歓迎でありんす!♪

No title

ブルベリーの剪定って今頃なのね・・・と読んでいたら・・・

う~む・・・小悪魔ちゃん達に翻弄されている
旦那様が目に浮かぶようです。

悪意は確かにない。
ないけど、あまりにも痛すぎる(>_<)

Re: No title

みやこ草様、こんばんは。

ブルーベリーの剪定は、人様にお見せできるほど上手なものではありませんので
画像は無しです^^;

この悪魔の所業の真意。
正月に上げたお年玉が少なかったからではないか?
と推測しております。

Re: No title

なおさん様、こんばんは。

こちらはおひさんが優しく微笑んでくれたので
日中は暖かく過ごせました。
剪定の最中は、シャツと長袖のみにも関わらず汗かいてましたよ。

>こんな早漏なら女子のはしくれ!
>大歓迎でありんす!♪

これで実がつくかちょっと実験してみたい気もしますが、
早生にもほどがあります^^

旦那さまは

さすがに、おおらかですねw
私なら、そんな子供はとっとと追い払います。
だって、そんないたずらしなかったですから!
と、言いたいところですが、
そんなこともなかったか…と、遠い昔を振り返る…
(庭の猫対策を考えている自分と重ね合わせて、どうする…)

Re: No title

paya様、こんばんは。

ブルーベリーの剪定は冬の時期がメインですね。
ただ、暖地と寒冷地では時期が微妙に違うかも。

子供は純粋ですが、残酷さも凄まじいです。
大事なブルーベリーの枝を折られた時は、血圧が上がりましたよ。

Re: 旦那さまは

きくちゃん様、こんばんは。

叔母が植えた花を踏まれた時は、叔母に申し訳なくて、
一発くらせて泣かせようかとも思いましたが、
所業の数々に悪意はないし、見れば見るほど昔の自分そっくりでw

しかし、これがエスカレートしてブルーベリーが壊滅となったらと思うと、
暗雲垂れこめる2014年、果樹栽培のスタートです。

No title

 こんにちは。

 はじめまして。足跡より拝見させて頂きました。
 すっごくおもしろいブログですね。
 リンクフリーってことなので
 貼らせて頂きます♪

Re: No title

うさる様、こんばんは。

面白いかどうかはわかりませんが、品がないのは間違いないです。
こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。

PS:けん引き免許合格おめでとうございます!
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Author:藻の上の旦那
玄界灘に浮かぶ壱岐で、果樹栽培に勤しむ中年です。
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