雨ふる幸せ 雨ふる不幸せ

どしゃ降りの雨に満たされた週末。


水害がある地域にお住まいの方には申し訳ないが、雨の少ない今年の夏、カラカラに乾いた果樹には恵みの雨であった。





仕事帰りにブルーベリーを見に行く。


水不足で葉がパリパリになっていた、若いノーザンハイブッシュの幼苗。


レカ、デュークなど、暖地でもイケる品種と聞きつけ購入したが、今年の異常な暑さと水不足が祟ったか、どなたも全く成長が見られない。


葉っぱは黄色に変色し、新梢もちろん見られず。


しまいには、今回のパンチの効いた強い大雨で、黄色になってた葉っぱが落ちてしまい、冬の苗木さながら。

清々しい程スカスカに(涙)



反対にラビットアイ系のメンディトゥー・マル・ウィトウなどの幼苗は、若く逞しい新梢をグングン伸ばして元気そのもの。


今回の大雨に潤され、ラビットアイ系統のライトグリーンの愛くるしい新葉は、嬉しくなるほど眩しく輝いている。




さて。

ジェントルビアンコである。

イチジクの。




私のイチジク苗木。

ブルーベリーを植えさせてもらった、叔母の家の空き地に植えている。


しかし、すでにブルーベリーで充分な植え付け場所がなかった。



そこで。

ブルーベリーを植えた場所のすぐ後ろ。


崖とブルーベリーの間に用土を入れて、無理矢理植え付けたのだ。




この植え付け場所。


急な壁というか崖からは、ちょくちょく小石や木の枝が落ちてきて、ちっとも安心は出来ない。


以前には、パスティエ(ルージュドボルドー)氏に上から落ちた木の枝が当たり、苗木が折れる事件があった。
(その折れた枝を挿し木したら、見事に復活。元の苗木よりも成長している)




今回は雨。

水不足に悩んでいた果樹に降り注ぐ恵みの雨。



でも、ちょっと多すぎ。

勢いありすぎ。



なんと、ジェントルビアンコの用土が流れ落とされてしまっていた。



憐れビアンコ氏。

大雨で表面の土が削られ、雨に打たれ、そこからダムの決壊の如く溝が広まり、かなりの量の土が流されていた。



この季節に、一番は見せてはいけないもの。



木の命、根っこ。


それが丸見え。


フルチンである。



根が乾いてはいけないと、高畝に仕上げていたその土が、強い雨でブルーベリーの植えてある、下の方まで流れてしまっていたのである。


すぐに手袋をはめて、周辺の土をもりっと被せたが、どうなることやら。




そして、更に気になることも。


ブルーベリーを育てておられる方なら知っておろうが、ブルーベリーは酸性用土がいい感じ。


かえって、イチジクの用土は中性に近いほうが良く、私は石灰をばらまいておいた。


もちろん、石灰はアルカリ気質。


そのアルカリ用土が、ブルーベリーの根本に流れ流れてたどり着いている。





基本的なこととして。

土質の違う植物は一緒には育ちにくい。



植物には、それぞれが快適に成長できる土の
質がある。



それを考慮するに。

ブルーベリーとイチジク。

間違いなく、栽培用土を分けなければならない。




今更ながら後悔している。


近すぎたと。



ブルーベリーとイチジクの隣りあった栽培環境。


私の浅はかな考えで植え付けられた、この2種目の果樹。



これからも、イチジクの用土は下に流れてしまうのか。


ブルーベリーは、石灰混じりの流れ土を嫌がるだろうか。



今後の経過を注視するのである。
(政治家の発言みたいな)

離島甲子園 in 壱岐 イチジクを買った

お盆を過ぎても暑すぎる今年の夏。

今日は高校野球の決勝戦当日。


甲子園球場では、前橋育英と延岡学園が文字通り、熱い戦いを繰り広げている今。


私の地元、壱岐ではもう一つの甲子園の決勝戦が繰り広げられていた。




離島甲子園。


この大会、私は初めて知ったのだが、すでに第六回大会だそう。



対外試合の少ない中学生(高校ではない)のために、国土交通省主催で続いているらしい。


全国から選ばれたチームが、壱岐に来て熱い青春の汗を流す。


今日はその決勝の日。



残ったのは、我らが壱岐の選抜チームと沖縄代表の久米島イーグルス。

私は観戦しなかったのだが、お昼の島内放送で壱岐選抜チームの優勝が発表された。



地元での開催でプレッシャーもあっただろうに。

しかも、V2とのこと。

やりますなぁ。




平穏無事で、ともすれば退屈の一言で片付けられてしまう田舎暮らし。

このニュースで、地元が盛り上がるのはめでたいことである。




ちなみに。

私、野球やソフトボールの類いが大の苦手。

というより興味がない。


ゲッツーも意味が分からなかったし、スクイズはなにかのクイズのことと思っておった。


地元のソフトボール大会に参加し、奇跡的にヒットを打てば、打ったあとに三塁へ間違って走り出してしまうほどの運動音痴(ルール知らず)。

恥ずかしい限りである。




ところで。

午前中に地元の野菜などを売っている店に行った時。


初めて“生”のイチジクに出会った。



地元の生産者が作ったもので、1パック¥120である。

品種は多分、ドーフィンであろう。



もの珍しさに一パック購入。

昼飯あとのデザートとして、早速食べてみた。



想像以上に軟らかい果皮。

手で簡単に割れ、中の艶やかな果肉が溢れてきた。


熟れた果実を口に運ぶ。


柔らかな口当たり。

クセもなくあっさりとした甘味。

冷蔵庫で冷やした為かひんやりした食感がなんともいえず。

美味しゅうございました。




初めての味は他人が作ったものであったが、いずれは私の可愛いイチジク達をと思う休日の午後。





もうすぐ甲子園の決勝が終わる。


彼らの熱い夏も終いに近い。

藪から巣

まずいことになった。



畑仕事の帰り道。


果樹畑からコンクリの坂道を下りつつ、坂道にはみ出てぶら下がる葛のツルを刈っていたとき。



バシッと刈った葛の葉っぱの下から、人の頭より大きなスズメバチの巣が現れたのだ。



今まで何度となくこの道を通り、果樹畑にかよっていたのだが、スズメバチが巣を作っていたとはわからなかった。




スズメバチの巣に驚く私。


いきなりの狼藉に驚くスズメバチ。



私が目を向けた瞬間、丸い穴から何匹ものスズメバチが我先にと飛び出して来るのが見えた。

狼藉者に制裁を下す為に。



もちろん、脱兎の如く逃げ出して、大事にはいたらなかったのだが、これから畑に行くのが恐ろしくなってきた。




果樹畑へ続く道は、このコンクリの坂道しかない。


スズメバチの巣は、私が不用意に葛を刈った為に丸見え。


目と鼻の先の距離。





スズメバチ。

私の畑では、私が不在時の害虫駆除要員として活躍を期待しているガードマン。

できれば殺したくはない。



しかし、巣の前を通るのは危険が危ない。

巣には近づきたくないが、畑にいくには巣の前を通るしかない。




蜂達は、巣の存在を無駄に世に知らしめた私を許してくれるのだろうか?


今後、私が坂道を通ることに苛立って、襲いかかってくることはないだろうか?



いやいや。

間違いなく。

絶対に攻撃される。





親戚にこの話をしたら、危険だから駆除した方がよいという意見あり。

また一方は、秋までほっておいたら、何処かへ行くからそれまで畑に行くなという意見もあり。




個人的にはスズメバチを駆除する気はない。

彼らの活躍で畑の生態系ができていると考えている。

果樹に仇なす虫を食べてくれるのは有難い。




だが、巣に近づいて病院送り(下手すりゃあの世行き)になることも避けたい。

こればかりは話のネタではすまされないだろうし。


今暫くは、決断を決めかねている次第。




果樹畑に、まさかの展開。

畑への道は刺殺地獄への旅路となってしまった。


草木を育てるのも命懸けである。

ゆりかご果樹園

山の畑に水を運ぶ。


前回の雨降りで、相当量の水分を与えられたと思っていたが、やはりこの夏の暑さは異常。


果樹畑のジャスミンやクチナシは、またもやしなだれ始めてきた。




以前までは、ペットボトルに水を入れて運んでいたが、水の量が少なく焼け石に水の如しであった為、新しく入れ物を用意した。



20㍑入りのポリタンクである。


ホームセンターで見つけたこのタンク。

これなら大量の水を畑には撒ける!と気分よく2つも購入。



しかし、その重いこと。

こりゃ2つは無理ばいと、結局一つだけしか水を入れなかった。



家でドップリと水を詰め込んで運んでみたが、この猛烈な暑さの中。

車まで運ぶのからして一苦労。



山の畑までの坂道を上がる時には、何度も立ち止まりながら果樹畑に持ち込んだ。


クチナシやジャスミンの株元に水を注いだ後は、スモモや桃にも水を与える。





酷暑に耐えるスモモを横目に、株元の草を刈っていたら、思いもよらないことが起きた。


草むらに踏み込んだ左足の下から、バタバタと暴れる動物の反応。

聞いたこともないような叫び声。



驚いたのは私も一緒。


すぐさま左足を上げて飛び退いた。



バタバタと慌てふためき出てきたのは、なんと鳥。


茶色い羽に、前方の木に飛びうつる姿。




雉。

桃太郎さんのお供のキジである。


この個体はメスである為、雄のような目立つ羽は持ってはいない。




このキジ。

田舎である私の住む島では、割りとポピュラーな山の隣人。


田んぼの畦道を親子で歩いていたり、道沿いの畑の真ん中で赤い顔した雄が、餌を探す様子をよく見る。



私の畑にも、立派な雄のキジが悠々と歩いていたことがあった。



しかし、今までの人生経験の中でも、キジを踏んづけたことは初めて。


草で見えない足の下で、いきなり暴れる生き物に出会った時の驚きは、ビックリを越えて恐怖であった。



思いがけない御客様に冷静を失いながらも、何かを感じ、キジが居た場所を覗く。




やはり。

卵があった。


ウズラより大きいくらいだろうか。

計五つ。


草で縁取られた丸い巣の中に、お母さんキジの宝物が収まっていたのである。



畑の中を、暑い臭いと念仏のようにブツブツ言いながら歩き回る私に見つからないように、じっと動かず卵を守っていた母キジを思うと胸を打たれる。



どれほど怖かったことか。


それでも逃げずに、卵に寄り添う母鳥の強さよ。


卵を踏みつけなくてよかったとホッと一息。
(母ちゃんは踏んだが)



しかし、安心は全くできない。





私の果樹園。

畑の御客様のカテゴリーにも記録していたが、大小様々な動物がくる。


特に気になるのが、蛇やイタチ・タヌキを代表する小型~中型の肉食動物。


可愛いキジの赤ちゃん達が、右に左に走り回る果樹畑を想像するのは、なんともほのぼのとさせられるのであるが、外敵も多い為心配。


私が要らんことをした為に、巣の周辺にあった背の高い草もポッキリ逝っており、よけい目立つ感じに。



なるだけ目立たなくしておこう、そっとしておこうと、卵の周辺に刈った草を集めて隠蔽工作。




さて。

夕陽のあたる丘は、果樹畑に加え赤ちゃんのゆりかご機能も補完された訳である。


しかし、この雛達が無事に成長できるかはわからない。


母親キジにとっては、最も脅威であろうと思われる私の存在。





いやしかし。


よりによってこんな所で。


雉も産まねば踏まれまい。

である。

草刈り談義

先日のこと。

父親と草刈りの話をした。



私の父親。

職業はfisherman。

日本語で言えば漁師である。



だが、最近は魚が獲れないのか、沖に行きたくないのかわからないが、船に乗らないことが多い。



そんな父親、役場の方から頼まれて近所の公園の草刈作業をやっている。




話は草刈り時の作業着について。



藪や畑に関わらず、草刈(農作業)をこなす時の作業着と言えば。


日焼け対策の麦わら帽子に長袖・長ズボン、虫の被害を避ける為の防虫ネット、防虫スプレーや携帯用蚊取り線香など。


もちろん私も上記のようなスタイル。

これが農作業着のスタンダードと思っていたが、父は違っていた。




父の作業着。

麦わら帽子に、ズボンはジーンズだが、上着は無し。


上半身は裸で藪を切り開き、草を刈っていたのである。



なぜ裸で草刈りをするのかと聞けば。

「夏やもん、日に焼けな」とのこと。

あんたは日サロに通うAV男優か。




暑い日差しに照らされたその体は、日焼けで真っ黒。


黒さのレベルでいえば、松崎しげるかチョコボール向井。




裸でやるのはいいとして(いいのか?)、虫はどうやって凌いでいるのかと問えば。


例えば蚊の場合。

体に止まらせて血を吸わせ、動かないところをパンパン叩っ殺すとのこと。


なんというワイルド。

メチャクチャである。




わが父のデタラメな逸話は、他にもあるのだが、国の基準に則ればすでに立派な高齢者。


普段はろくな会話もないが、歳も歳である為、あんまり無茶はしないでほしい。


せめて上着ぐらいは着てほしい。

美人局 私の防虫対策

大雨の後の山の畑。


つかの間忘れていた暑さに、呑み込まれそうな程の良い天気。


いつもの防虫&日焼け対策装備に身をつつみ、鎌を片手に果樹畑をさ迷う。



暑さの切れ味も抜群の八月。


飛び交う昆虫の勢力分布に新たな変化あり。



シオカラトンボである。

畑のあちらこちらを飛び回ったり、スモモや桃の葉の上で休んだり。



葉に止まって休んでいるトンボに、ゆっくり近づき観察する。


トンボの眼鏡は~と歌にあるが、トンボの顔をよく見れば、勉強が出来そうな、頭の良さそうな顔をしている。



このトンボと言う生き物。

各々縄張りを持つ昆虫であるらしく、畑をさ迷う私を避けようと他所の縄張りに飛び込み、追い回されている光景をよくみかける。

それはオスもメスも関係ない様子。



そして、餌を捕まえる時の速さ・正確さは素晴らしいの一言。


私の畑にはアオバハゴロモと呼ばれる、羽が美しい虫がいる。
(この虫、私の住んでいる地域では通称たなばたさん、幼虫は白いふわふわの綿に包まれて、草木の枝に止まっている)


このアオバハゴロモ、私が畑を通ると驚いて飛び出して来るのだが、飛び立ったが最後。

待ってましたとばかりに、シオカラさんが飛び掛かる。



このシオカラの活躍だろうか。

畑にいた大量のやぶ蚊の数が、圧倒的に少なくなっていることに気づいた。


それは、あの鬱陶しいアブも同じ。



畑仕事で汗かいて、ほどよく人間の匂いから動物の臭いに変わった頃。

何処からともなく現れては、私に突っ込んで来るアブ。

私に近づいて五月蝿く飛び回ろうとした途端、私の専属ボディーガードことシオカラ先生の餌食に。


アブを捕まえた先生を追いかけて、そのお食事風景を盗み見。


先生の大顎に、頭から砕かれていくアブを見た時は、その凄まじさと格好良さに痺れた。



アブが近づく。

先生の縄張りに入る。

アブの人生(アブ生)終了。

また、別のアブが近づく。

別の先生の縄張りに入る。

アブのアブ生終了。



機動力・攻撃力ともに他の肉食昆虫を引き離し、ぶっちぎりで頼りになるシオカラ先生。


無農薬でコストゼロ。


最強の防虫装備は、トンボであると声を大にして言いたい。



アブから見れば、人間とトンボの美人局。


種族を超えたつつもたせ。


これから暫く、シオカラ先生の機嫌が上々なうちは、アブを引き寄せる美人の役を引き受けるおっさんなのである。

名前忘れのブルーベリー 品種確定

最近のお楽しみは、仕事帰りにブルーベリーの収穫。


今の次期、ラビットアイが我先にと色めいてきており、熟した果実から口に放り込んでいる。


今期のブルーベリー栽培は、6月末の台風による影響で、幼果のついた枝を落とされ、小鳥軍団に夜討朝駆けで攻めこまれ、雨不足による成長障害と、悲運にみまわれることが多かった。


春に花が咲き乱れていた頃は、夏のブルーベリーは豊年満作とほくそえんでいたが、期待とは裏腹に、満足な量はとれそうにない様子。


それでも、ノビリスや名前忘れ3号などは、甘い果実を実らせて、私を癒してくれる。



ブルーベリーは、小さな果実である。

しかも、揃って実ることがないので、樹が幼いうちは、少しずつしか口に入れることができない。

だが、厳しい環境・栽培下手な主人を持ってしても、立派に育った上記の品種は、育てた恩に報いるかのように、まとまって実りを与えてくれた。

有難いことである。



さて。

私のブルーベリーの中で、品種がわからなくなっていた樹があった。


名前忘れ1号。


今年の収穫で、果実にとある特徴が見られた為、品種を確定することができた。


その特徴とは、果実に小さなスポット模様が入ること。



デライトである。

初めは何かの病気かと思ったが、よくよく思い出せば、このスポット模様はデライトにしかない。


樹がまだ幼い故に、取り立てて目立つ程の旨さは感じられなかったが、品種が確定して安堵。



何年も前の、机の後ろに落としたラブレターを
見つけたような。


ずっと探していた幼き日の宝物が見つかったような感覚。


お久しぶり、これからも宜しくと心の中で伝えると共に、来年からの爆発的成長を期待したい。



願い通じ、雨が来た

朝な夕なに、雨・あめ・アメ・AME降れと、うわ言のようにブツブツ唱えて過ごしていたが、夜半から物凄い大雨になった。


しかも、雷を伴う凄まじい雨の降り方。


これがいわゆるゲリラ豪雨か。



私の住んでる地域は、海が近いからなのか、土地の排水がよいからなのか知らないか、水害には強いらしく、有難いことに水が溜まるような事態にはならないでいる。


畑の見回りは出来そうにないが、久しぶりに畑への水運びを休むことができて嬉しい。


水を渇望していた、果樹たちには恵みの雨となったことだろう。



雨で果樹畑が潤い、私満足。


溜め池の水も溜まりお百姓も満足。




ただ、気になるのは強い雨風でブルーベリーの実が落ちてやしないか、葉や枝が傷ついていないかとゆうこと。



そして、昨日の仕事帰りに、気合いを入れて洗車したことが、文字通り水の泡になったこと。



もしかしたら、私の洗車が雨を呼ぶ、呼び水だったのかもしれないが。


値(根)の違いが成長の違い

雨が降らない。

降るには降るのだが、お爺ちゃんの残尿のような絞りカス。


相も変わらずどばっと降らないあめちゃんに、以前植え付けたクチナシの幼苗の葉はグンニャリ。


ハゴロモジャスミンの苗木も、ツルがしっかり伸びてくれない。



ペットボトルボトルに水を汲んで運び、急場を凌いでいるが、足りない。



山の畑の水不足。


天気予報では、未だに雨を示す傘マークが表されていない模様。


水害を起こすほどの大雨は望まないが、恵みの雨は頂戴したい。





そんな乾燥した果樹園であるが、元気に伸び続ける苗木がある。



スモモである。


その中でも飛び抜けて育ちが良いのが、山陽農園で購入した秋姫・太陽・貴陽・ソルダムの四品種。


長いものでは、2㍍を越えて枝が伸びてきており、私が育てている果樹の中でも、一番元気がある。



そんなスモモ、山陽農園以外では国華園からも、大石早生・貴陽・バーバンクグランドプライズ(これはプルーン)を購入し、成長の違いを観察しているのであるが。



山陽農園のは2㍍を越えているのに、國華園苗木は精々80センチ足らず。

枝の葉色も薄く、印象が穏やか。


根っこがボーボー、主幹がご立派な状態で届いた山陽農園の苗木のほうが、やはり成長がよい。


国華園の安かろう・悪かろうな激安苗木は、幹の太さはまずまずだったが、根っこがなかった(正確には切られていた)。



山陽農園苗木は、モサモサの根っこが有るおかげで、すぐに根付くことができ、勢力を広げることとなったが、國華園苗木は、まず根っこを生やすことからしなければならず、成長が悪かった。

根の有無が、この成長の違いと考える。



苗半作と言葉がある。

良い苗を手にいれたら、収穫は半分成功したようなものであるとの、昔の人の有難いお言葉。



果樹栽培は果実が実るまでに、ある程度の月日がいる。


その期間を早くするには、そして、良い樹に育てるには、良い苗を手にすることが一番の近道。




果樹を育て始めてまだ日は浅いが、今回の件で、良い果樹は根っこありきということ。


したたかに思い知らされた暑い丘。

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藻の上の旦那

Author:藻の上の旦那
玄界灘に浮かぶ壱岐で、果樹栽培に勤しむ中年です。
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