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イチゴの定植 早すぎる登場

連休最初の日曜日。

午後から畑の見回りへ向かう。

今日の壱岐地方は、最高気温が20℃となっていたのだが、とにかく暑い。

体感では25℃以上はありそうな勢い。吹き出す汗にみるみる臭くなってゆく上着。


話は変わるが、汗をかいた日は枕が臭くなってきた。

汗臭さではない何か。中年男のエッセンス。

何の変哲もないただの枕なのに、寝ぼけまなこも、一発で目が覚める最終兵器と化してしまうこの化学反応。

なぜにおっさんは臭くなるのか?いったい我ら中年オトコが何をしたのか?

と、神に申し上げたい今日この頃。


閑話休題。

眩しい太陽が、植物を育むために必要なことは重々承知。

しかし、紫外線でお肌がワヤになるのはいただけない。

おっさんとはいえ、首にお顔にどっぷり、たっぷり日焼け止めクリームを塗りたくっておく。


本日は、イチゴを我が果樹園の仲間に加える日。

本当は、玄関先でのプランター栽培をしたかったのだが、他の果樹もあり、置く場所がないので、やむなく畑で育てることに。
(なら買うなよと言いたい)

場所は、スモモの秋姫の奥、方位で言えば北西あたり。

先ほどまでは、室内の窓際で、ぬくぬくと可愛がってきたが、ついに独り立ちの日が来た。

これからは、雨に打たれる。風に倒される。虫に喰われる。葛にいびられる。

しかも。
以前にもエントリーしたが、しょっちゅう山の神さんのお使いが、餌を探したり、糞をしにきたりと容易ならざる土地である。

食い意地のはった狸に、熟れたてのイチゴを盗られる光景が頭をよぎる。

環境的には、厳しいものがあるが、ワイルドに、図太くぷりぷりと育ってほしい。

さて、植え込み作業。

細かくふるい分けた畑の土に、家から持ってきた培養土を少し足して植え付けた。

土が乾かないように、マルチ材を敷くのがよいだろうが、持っていない。

代わりになるものをと、畑の中を見渡すと、私より大きく育ってきたススキ科の草があるではないか。


428 イチゴ 紅ほっぺ

ただで手に入り、且ついくらでも取れる。素晴らしいマルチ材ですな。

これはいいものに目をつけたと自己満足。

盛りつけもお洒落に。しゃれとんしゃあ。


日もだいぶ傾いてきた。果樹を見て回る。

428 国華園スモモ 太陽

国華園経由のスモモ、太陽は全体に色が黄緑色で、和らいだイメージ。
葉の先端がうっすら赤く色付いている。


428 山陽農園スモモ 太陽

山陽農園経由のスモモ、太陽は濃い緑色で元気ハツラツ、枝葉もシャキッと男前。

先に定植した分、山陽農園のスモモの成長が早いのは当然。

しかし、どちらも同じ土を使用しているだが、この葉色の違いはなんであろうか?

いずれにせよ、早く大きく育って、実をつけてほしいものである。


帰る前にシバザクラコーナーの草取りをば。

シバザクラもだいぶ、花が散ってきた。

一時は大量に咲く花で、茎や葉が隠れていたが、今ではスカスカ。

花の命は短くてである。

果樹の近くに育つ草には無関心でも、シバザクラの傍らには生えさせない。

せっかく育てたシバザクラが、他の草に負けないように、うんつくうんつく言いながら草むしりに励んでいると、耳元で‘ぷゥ〜ン’とかすかな羽音。

懐かしくも煩わしい、真夏の厄介者の羽音じゃあるまいか。

暑いとはいえまだ四月下旬。

いくらなんでも、ご登場が早すぎゃせんか。

体を回して付近を見渡してみると、私の汗臭い背中から尻あたりを狙う獲物を発見。

即座に仕留めて確認。
こまくて黒い体に、白いスジ。間違いなく蚊(やぶ蚊)であった。

まだ6月になってもいないのに、やぶ蚊が出るとは、やはり山の畑。あなどれん。


果樹の収穫は、夏の日差しが痛いほどの暑い盛りが多い。

真夏の暑さに溶かされて、アゴを出しながら、大量のやぶ蚊の接待までしなきゃならんのかと思うと、気が滅入る連休の日曜日。

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ブルーベリーの花びら 誘われるくまさん おじさん

蜂のクマさんによる、絶妙な舌使い。

次々に幼果の準備をしつつあるブルーベリー。

花びらの奥に溢れる蜜壷に、クマさんもメロメロ。

たわわに実る青い果実を思い、私もメロメロ。

暑い夏の盛りでも、ブルーな果実を見れば、微笑まずにはいられない。


426 ノビリス 

426 ノビリス 2

ノビリス。
長く、流線的なフォルム。よかオトコ。


426 ブルージェム

ブルージェム。
花びらのフリルに、薄桃のペインティング。よかオナゴ。


426 ラビットアイ 名前忘れ 1号

名前忘れ一号。
ミノウブルーか、ミノウエレガントかと思っているが。


426ラビットアイ 名前忘れ 2号

426 ラビットアイ 名前忘れ 2号の二

名前忘れ二号。
これも、ミノウブルーか、ミノウエレガントか?はたまたパウダーブルーか?

品種が不明なことは、やはり残念である。

果樹を育てる際に、色々な品種の違いを楽しむことができないからだ。

こうならない為にも、タグはきちんとつけましょう。


今日は晴天。

しかし、風がよく吹いている。

風に吹かれ、踊るブルーベリー。

ブルーベリーの花には、バラやジャスミンのように、空間を際立たせるような、素晴らしい芳香は感じられない。

春に咲く、彩豊かな花卉の中では、目立つ花ではないかもしれない。

カサブランカや牡丹などのような、華やいだ美しさはないかもしれない。



しかし。

太陽の光を受けて輝く白い花びらは、慎ましく閃めく、白皙の肌。

開ききらない花びらに僅かに残る、頬を紅く染めた、童女のような薄桃。

ブルーベリーは、可愛らしいさ、あどけなさ、無垢と言う言葉が本当に似合う花だと思う。

ブルーベリーの花を眺めると、まったく心を洗われる。


ブルーベリーの花言葉。

知性。信頼。思いやり。実りのある人生。

どれをとっても、穏やかでこころに安らぎを与えてくれる言葉ばかり。


どうかこの週末が、皆様にとって『実りのある週末』であらんことを。

名も知らぬ草 2013春コレ

開拓当初は、イバラと葛の2トップがメインだったこの果樹園。

春を向え、温かな日差しのもと、今では様々な種類の植物が、お互い先を争うように、伸び伸びと空に向かって成長している。


425 名も知らぬ草1

名も知らぬ草。
これが一番多く、果樹畑に広がってきている。


425 名も知らぬ花1

425 名も知らぬ花2

名も知らぬ花。
しとやかに、その薄桃色の花を広げつつある。可憐。


425 ローズマリーみたいな草

ローズマリーみたいな草。
特に匂いはしない草。食えるのか?


425 ミントみたいな草

ミントみたいな草。
こちらもわりと多く、もさっと繁茂中。


425 しそに似た名も知らぬ草

しそに似た草。
私の膝丈くらいに、ぶりっと成長中。


425 ナスのような名も知らぬ草 

425 ナスのような名も知らぬ草2

枝が黒っぽいナスのような草。
一体どんな草なのか?


425 新生 ヤツデの葉っぱ

ヤツデの新葉。
果樹園の端にあった木を切り倒していたら、そこから芽がでた。
若草色が清々しい。


425 ヤシっぽい植物

ヤシみたいな植物。
造園時、生えていた葉っぱを刈り取っておいたら、綺麗な扇型に葉を伸ばしてきた。


425 土偶のお乳 ツワブキ

425 土偶のお乳 ツワブキ2

以前のエントリーで、土偶のお乳と紹介したボイン。
そこから育った草は、フキっぽい草に成長した。もしかしてコレ、ツワブキなのか?


425 武蔵鐙群生1

425 武蔵鐙群生2

果樹園横の小路に群生中の武蔵鐙。
一ヶ月前に記事にしたが、その時より、広く太くお肥えになられ、存在感たっぷり。
ちなみに花言葉は『威厳』とのこと。納得。


425 ススキのような背高植物

425 ススキのような背高植物2

ススキみたいな草。
冬の間に刈り取った分は、マルチ替わりと畑に散らかしている。
この時期、すごい速さで成長しているが、スモモや桃に影を作るようなら、また刈り込むことにしよう。


425 葛の新しい蔓

葛の新蔓。
畑のあちこちから、チンアナゴみたいに地面から顔を出し、ニョロニョロ伸びて足に絡まる、憎たらしいお方。
本体は、この畑の全面に潜んでおり、掃討するのは至難の技。


まだ他にも、様々な種類の草花が成長中なのだが、ほとんど名前を知らない。

以前の畑は、イバラと葛の二大巨頭ががっつりのさばっていた為、ほとんど上記の植物をみかけなかったのだが、イバラをどかし、葛をうっちゃり、春になってみると、実に様々な種類の草花が生きていたことに驚かされる。


私の果樹畑園は、野菜を育てていない為、多少の雑草は気にしない方針。

2トップがいなくなって、これら名も知らぬ草花が思う存分大きくなっていくのは、結構なことであるし、今まで十分に自己主張できなかったのだから、思う存分繁栄したい気持ちもわかる。

しかし。
私には可愛いシバザクラやジャスミンがいる。スモモや桃がいる。

それぞれの勢力分布を頭に入れて、大きくなっていただきたい。
(真夏の草取りは嫌だ)

我が子らの成長を妨げるような真似は、是非とも謹んでいただきたい。
(真夏の草取りは嫌だ)

おもらしモンステラ 水滴の中の世界

私の可愛いモンステラ。

前回、エントリーした頃より、全体的に広がりをみせ、艶やかな緑の葉が美しい、眺めるオアシス。


424 モンステラ 濡れる1

424 モンステラ 濡れる2

しかし、ちっと困った癖(性質)をお持ちなのだ。

昨日のように、雨が降り、室内の湿度が高い日には、きまってそれはおこる。


濡れるのだ。

大きな葉のあちらこちらから、恥ずかしいおつゆを滴らせる。

部屋のカーペットもお湿りで濡れる。

壁も濡れる。

あれも濡れる。

これも濡れる。

私のモンステラは女子であった。


さて、このモンステラのおしめり現象。

サトイモ科の植物に見られる特有の現象で、根から吸い上げた水分が、蒸散できずに、水滴となって現れるとのこと。

インターネットで調べても、特に対策らしい記事は見当たらない。

植木鉢の周りに雑巾でも置こうかと思うが、見た目が悪いので、濡れたら拭き、湿ったら拭きで対応するしかない。(結局タオルを置いている)


されど、モンステラの葉から流れるこの雫。

小さなその珠は、凛として、涼しげな清涼感を身にまとい、その透き通った神秘的な輝きの中に、凝縮した美を宿しながら、回りの景色を映し出している。

一滴の雫の中にも、天と地が宿る。

ぶどうの目覚め 忘れたがる男

前回、エントリーした際に、記述した葡萄2品種

僻みめいた言葉が効いたのか、あれ以来、慌てたように、ぶりぶりと動きを見せ始め、今こんな感じ。


422 葡萄どっちか1

422 葡萄どっちか2

わずか10日も経たぬうちに、ここまで動くとは、葡萄の成長の速さはすごいもんである。

やっとお目覚めかと思ったら、芽吹いてすぐのこの幼い葉っぱには、すでに透明な虫の卵が。

相手がこまい為、爪楊枝の先っちょで、いじる。せせる。つついて落とす。

新芽も必死なら、虫も必死、おまけに私も必死である。


つる性植物の成長性は、エグいと聞いた。

今後、陽が高くなるに従い、さらに活発になるのであろう。

本気を出せば、数十メートルも伸びるとのことだが、さすがにそこまでは伸ばなくてもよろしい。

植木鉢での栽培なので、ほどほどの成長を期待したいと思っているが、さて。

まあ、なにはともあれ、安堵した。

国華園クオリティにケチをつけたが撤回。

枯れ枝と間違われるような、色気のない植木鉢が、春の淡い新緑に彩られる様は、なんともこころが和む。


ピオーネとナイヤガラとして、手元に届いたこの苗木。

が、しかし。

いかなる時にも、前車の轍を踏んでしまう、学ばぬ男こと私。

件のブルーベリーもそうであったが、この葡萄2品種、植え付けの際に、名前のタグを外して以来、どちらがピオーネやらナイヤガラやらわからなくなってしまった。

まことに残念な栽培者である。

この両者の違いは、その実がみのる、数年先までわかりそうにない。

品種の違いで、剪定等に違いがあるのかはわからないが、どちらがどちらでと、人に説明できないのは恥ずかしい。

私のポンコツ性能発動により、しばらく名無しのこの二本。

しかし、視点を変えれば、どちらがピオーネでどちらがナイヤガラか、宝くじの当選発表を待つ心境を楽しむように、未来に対する期待を楽しむことができるともいえよう。


物事を考えるにあたり、悲か楽を付随させねばならぬのなら、やはり楽がいい。

悩むも笑うも気の持ちよう。

と、言い訳をしておく。

アシナガバチ、緑の指

冬将軍が、忘れ物を取りに帰って来たのかと思えるような、昨日の寒々しいこと。

しかし、本日はすこぶる晴天。

暖かい春の日差しが、ゆったりと眠気を誘う月曜日。

春眠暁を覚えずである。

仕事帰りに、いつもの見回り。

本日のブルーベリー巡視では、ケムシ一匹も見当たらず。

ケムシ供給システムに故障が生じたか?それとも弾が尽きたのか?
どちらにしても、あの黒いモゾモゾが視界に入らないのは、気分が良い。


クマバチが、あちらこちらと浮気をしながら、ブルーベリーの花の蜜の味比べをしている。

ハチが驚いて逃げないように、デューク東郷にならい寡黙な忍耐力で、じっと静かに動かず観察。

面白いもので、ゆっくり時間をかけて蜜を集める品種もあれば、さっさとカラスの行水のように店じまいしてしまう品種もある。

ブルーベリーの蜜の味に違いがあるのか?

花びらに頭を突っ込んだときの、蜜の吸いやすさか?

おそらく後者と思われるが、いずれにせよ、このクマバチの熱心な仕事は評価せねばなるまい。ありがとうございます。

クマバチの猛烈な功労者っぷりに感心しつつ、今年のブルーベリーは豊年満作、村は総出のおお祭りばい!とうすら笑っていると、ブルーベリーの根元に、小指の爪ほどの、小さな青虫を発見。

マルチ用のチップや枯れ枝の、至るところに、夥しくもユラユラとひしめきあっており、バリっと目が覚める。

いったいどちら様のお子なのか?

どんな種類のちびっ子なのかは気になるが、ここはプチっとご退場願う。

愛用のニトリル手袋がない為、今回は素手でのストロングスタイル。

指先に青いおつゆがぴゅっとほとばしり、心なしか気分が沈む。

あぁ。

しかし、迷ってはいられない。敵は前線を突破し、ブルーベリーの枝葉に猛進しつつある。

右手・左手、休むことなくプチプチといわせ、こまい青虫はあらかた退場。御免あそばせ。

かがみすぎて痺れてきた膝をさすりさすり、ブルーベリーを一巡してまわると、愛するノビリスに、3センチ以上はある青虫を確認。
うねる緑が憎々しくもあり、薄気味悪くもあり。

さすがに、これ相手にストロングスタイルはきついので、木の枝を使ってヒットエンドラン。
今日の見回りは無事終了。

ぼちぼち帰ろうかとしていると、キイロアシナガバチがブンブンと唸る羽音を響かせながら登場。

ブルーベリーの木々の間を飛び回ったり、葉の影に潜り込んでいる。

どうやら餌となる昆虫を探しているご様子。

アシナガバチは、イモムシ・ケムシをご馳走にする、私にとっては立派なガードマン。
アルソック体操のお姉さんより役立つ、畑のアウトロー。

しばらく木々の間を探っていたが、めぼしいものはないと判断したのか、雑木林の彼方へ行ってしまった。


随分幼い日のこと。

親戚の家で、アシナガバチ相手に、調子にノってイタズラしたら、反撃されて首を刺されたことがある。

確かあの時は、アロエの葉っぱをすり潰して、痛む首に塗りつけた。

アロエが効いたかどうだかは忘れたが、アシナガバチを見ると思い出す。

いつかの憎いあんちくしょうも、今では心強き戦友。

畑のイヤラシイ闖入者どもには、あの黄色いガードマンの鉄拳制裁を期待しつつ、青いおつゆで濡れた指先を、おばの家の流し場で洗う、今日の夕暮れ。

股の間で右手を振ること

濃厚で、気高い香りを漂わせるハゴロモジャスミン。

その苗を、果樹園の北側に植え付けたことは、以前にエントリーした。

いずれは、挿し木で増やしていくことを計画している。


まだ随分と先の話になるが、本日は挿し木を植えるための穴掘りを行った。

この果樹園に植え付けた果樹の苗木は、全て畑に元からあった土と、安売りの培養土を、半々に混ぜて植え付けている。

この元からあった畑の土が少々曲者で、やけに粘りのある、粘土質な赤土土壌なのだ。

雨が降った後に晴天が続くと、粘土のようにねばっこい土が、カチカチのコンクリートのようになってしまうのである。

このまま植え付けては、根付きも悪かろうと考え、果樹を植え付ける際には、培養土を購入してきたが、もっと安上がりに土作りができないだろうかと考えていた。

と、ここで目に付いたのが、炭素循環農法。

作者のホームページを見ていたら、頭がクラクラし始めた、田舎モノのこのおっさん。

ざっくりと(本当にざっくりと)要約するに、作物を作る畑に、炭素(土壌微生物のエサ)を混ぜ込めっちゅうことらしい。(多分)

炭素の素材で良いのは、キノコの廃菌床だとのことだが、ここにそんなもんはない。

しかし、神は与え給うのである。

この山の中を見れば、朽ち果てた倒木がそれこそ山のようにある。

中には、白い菌糸にまとわりつかれたものや、椎茸の出来損ないみたいなキノコが生えたのがいっぱいある。

コレ、使えんじゃね?


早速、山の神の贈り物を混ぜ込むことにするが、その前に、この畑の赤土にもひと手間加えましょうぞ。


418 俺の友 ふる蔵くん

取りい出したるはこのフルイ。

100均で購入したその名も、‘細かくふる蔵’くん。

こいつで、小石や枯れた木の根を選別し、固まった赤土も、細かいのに分けるのである。

山の畑でおっさんが一人、フルイ片手に、穴ボコ見つめる姿はちょっといただけない。

畑に座り込み、足を広げて、股間の間で、右手を振り続けるこの作業。

後ろ姿を見られたら、この人は何しているのだろうと不審がられるに違いない。

人には見せたくない姿である。


さて。

おっさんの自慰行為的、地味作業も無事に?終了。

木屑を土に混ぜ込んでいくが、ここで木の中から、お客様のご来場。


418 三匹が切る

どう見ても、我が果樹園の木々に良い影響を与えそうにない、そのお姿。

テデトールを使用し、手早く処理。三名様ともご退場いただいた。

418 倒木

この倒木、てか木屑。

手に触れるだけで、ボロボロと壊れてしまうぐらい、朽ちている。

土壌の改良にどのような効果を及ぼすものだろうか。

ブルーベリーは、針葉樹のチップくずに根を張り巡らせる。
これも案外イケルかもしれない。

ジャスミンの挿し木用の土作り。

山の素材を工夫すれば、培養土なんて買わなくて済むかもしれないと、一人ニンマリする私。

本体のジャスミンが育つまでは、今しばらく時間がかかる。

しかし、その間にうまいこと土ができれば、儲けもの。

儲けるとは、信じる者と書く。

自分を信じて、これからも山の畑で、右手を振っていくことにしよう。

途絶えることなき供給 我が闘争

今日も今日とて、仕事帰りのムシ取り行脚。

月曜日にも見回って、身柄の確保を行ったが、本日も同じように、同じ数の犯人を確保した。


417 ブルーベリーの毛虫1

417 ブルーベリーの毛虫2

ブルーベリー22本に6匹の毛虫先生。

ほぼ毎回、偵察に出向くとこれくらいはいらっしゃる。

ブルーベリーにはマルチングとして、ワラや枯れ枝、針葉樹のチップをモリッと積み上げているのだが、どうぞお構いなくとばかりに、若くて新しい新芽、もしくは花芽を狙って、もぞりもぞりとやって来られる。


ところで、この先生方。(幼虫だから学生さんか)
いったい、どのような虫の幼稚園児なのであろう?

Googleで『毛虫』を検索。
すると出るは出るは、色も形も毒々しいちびっこギャング。

このギャングの画像を、舐めるように、眺めて、調べて、見つけた虫の名はクワゴマダラヒトリ Thanatarctia imparilis。

夏の夜、網戸に止まっている、お馴染みの蛾であった。

私の可愛いブルーベリーを慰みものにする、このクワゴマダラヒトリ。(の幼虫)

‘彼を知り己を知れば百戦殆からず’の故事にならい、この虫がどのような生態か調べてみる。

>分類:チョウ目、ヒトリガ科

>産卵:9月中に産卵植物葉に数千粒(470~1270卵)の卵塊で産み付ける。

>幼虫:孵化幼虫~3齢幼虫は葉上で糸を吐いて、テント状の巣網を張り集団を作る。

>体長:老齢幼虫 約50mm 成虫 開張37~64mm

>越冬形態:幼虫(4齢)10月に根ぎわに幕を張って越冬、あるいは落葉の下で行われる。

>成虫出現は、7月下旬~9月中旬

>冬が温暖な地域に発生が多い傾向があり、一度多発すると2~3年続いて多発傾向が見られる。
※愛媛県病害虫防除所サイトより引用。

名前の通り、幼虫期には主にクワの木に被害が多いとのことだが、別にクワに限ったことはなく、植物であれば果樹草木なんでもござれの食いしん坊ばんざい。

古代中国の饕餮(とうてつ)の如き、貪婪たる果樹の敵である。

以前、おばの家に植えられている柿の木やコデマリが、このちびっこ先生のお食事で、スーパーのタイムセールに群れ集う人波のように、寄ってたかって、葉っぱを食い散らかされていた時は、背筋がぞくりとした。


しかし、人の嗜好とは深淵たるもの。

このようなイモムシ・ケムシの類に愛を見出し、ペットとする方もちらりほらりある。

ドドメ色した、もそもそ動く芋虫が、艶やかな蝶になる姿には、なんともいえない深い感銘をおぼえるのも一理。

醜いアヒルの子が美しい白鳥に成長するように、芋虫が美しく変化する様には、一方ならぬ生命の神秘を感じてしまうものだ。


とはいえ。
私が愛するのは実りある果実。大自然の贈り物である。

その木々の、健やかな育みを遮らんとするものには天誅あるのみ。


中国の巡視艇のように。

万引きGメン 二階堂雪のように。

これからも、果樹園の見回りは続くよどこまでも。

コカ・コーラに惹かれて

年末の造園計画から、私の喉を潤してくれた飲み物がある。


コカ・コーラ

スカッとさわやか コカ・コーラ。

普段、ほとんどジュースの類は飲まない私。
(果物100%は別にして)

真冬のジャングルで、イバラや葛と格闘すると、寒さなんてどこへやら。
大汗かきまくりで、水分が欲しくなる。

そこで目をつけたのが、コカ・コーラ。

通う道すがら、いつもの自動販売機で、いつものように購入していた。
(あそこの自動販売機の、コーラの減少率はほぼ私が原因である)

畑に連れて行き、野生の猛者どもと大立ち回りを演じたあとに楽しむのである。

その、鋭く引き締まった、喉を痛いほど愛撫する、炭酸の猛々しさ。

それを追うように、口腔に広がる、軽やかで、清涼感のある甘さ。

食道をこえて歓喜するおくびに、喉が諸手を挙げて、次の一口を求める。

激しい奮闘のあとの、コーラの美味さに目覚めて以来、畑通い以外でもコーラを飲むのが日常となっていた。


しかし、過ぎたるは猶及ばざるが如し。

喉の幸福とは裏腹に、私の腹回りに異変が。


ご存知、清涼飲料水の類には、大量のお砂糖が入っている。

それを、太ったアメリカの子供の如く飲みまくり、やりまくり続けのだ。

結果、見事に体重増加。

以前と比べて、5キロの増量。 

しかも、身体全体が丸くなれば良いのだが(良くないが)、腹回りにばっかりくっつきやがる。

畑の土弄り。

健康のためと思い、汗水流してこのお腹。


夕焼け

夕陽のあたる丘で、沈みゆく陽を見つめて思う。

ままにならぬは浮世の定めと籠の鳥。

私のスモモ、アレコレ

仕事帰りのパトロール。

ブルーベリーコーナーは、相変わらずのケムシ行進曲。

本数の約三分の一に毛虫がついており、人体殺虫兵器発動。

以前もエントリーに記したが、よく飽きもせずおいでになるものだ。

誰かがいたずらで、うちのブルーベリーにくっつけたのかと疑いたくもなるぐらい、日常のひとコマとかしている。


さて。
昨日は、桃の様子をキャメラに収めたので、本日はスモモの状態も激写。


415 秋姫

まずは秋姫。

この姫ちゃん、他のスモモより成長がゆっくり。
そして、主幹に葉がみっしりつくような印象を受ける。
穏やかなところがお姫様たる所以か。


415 ソルダム

続いて、ソルダム。

いい感じで、枝が広がってきた。
ソルダムは、広く普及した、どこにでもよくある品種だが、育てやすく美味しいとの評判で購入。

どこでも買える普及品種は、そうなるだけの能力があるから、世間に広まったのだろう。
そういう観点でみると、ブルーベリーのホームベルも同じようなものか。


415 貴陽

お次は、貴陽。

枝の伸びっぷりは一番。
大きくて、美味しい実がなるが、結実性が悪いと評判。うちの果樹園で見事に実をならすことができるか。

アブラムシはいないのに、なぜか、しょっちゅう蟻にたかられている。
甘い汁でも出ているのか。糖尿?


415 太陽

さらに続いて、太陽。

こちらも貴陽に負けない枝の成長をみせている。
しかし、先日からの春の嵐で、何本か枝を折られてしまった。
今後の巻き返しに期待。


ここからは、皆大好き国華園、で購入したスモモたち。


415 バーバンクグランドプライズ(国華園)

国華園スモモ(プルーン)のバーバンクグランドプライズ。
名前が長いので、以下バーバンクとする。

このバーさん。プルーンということで、葉っぱの形が他のスモモと違う。
以前、職場で頂いたプルーンが美味しかったので購入。
暖地ではあまり良い成績がでないと聞くが、大事に育てて可愛がってあげよう。


415 大石早生(国華園)

国華園スモモの大石早生。

何故か、根元と頭にばかり葉が出てしまい、胴のあたりの芽吹きが弱く、ハゲチョロびん。
スーパーミリオンヘアーでごまかすか。


415 太陽(国華園)

国華園スモモの太陽。

初めに定植した山陽農園の太陽に比べて、成長が遅いのは、植え付けた時期が遅かった為。

『モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差ではない』ように。

苗木業者の違いが、成長の決定的な差ではないということを教えていただきたいものである。


以上、スモモ6品種、数にして7本。

興味がない人にはただのスモモだが、それぞれに品種ごとの違いがあって面白い。
まだスペースがあれば(あとお金)、もっと揃えてみたいものよ。


はて、我が果樹園を見渡すと、よくもまあこれだけ植え付けたものだと感心して(呆れて)しまう。

果樹の植え付け間隔はどんぶり勘定。
ざっくりと(手を広げて2ヒロちょっと)やった為、果樹間が、おおよそ3m~3m半くらいの幅しかない。

大きく伸びるスモモの枝を、どう仕立てるか。
どのように綺麗に整枝するか。
悩みつつ、愉しみともするのである。

花開くもの、沈黙を続けるもの

今日の壱岐地方は、朝から風が強かった。

午後からは雨を伴う大風。時に雷鳴の轟く、大荒れの休日。

我が果樹園の木々も、吹きすさぶ雨風に新緑の葉を散らされながら、春風のイタズラに耐えていた。


414 ジャンボ白凰

ジャンボ白凰 1号。
成長が遅く、のんびりした印象。早よ大きゅうなれ。

414 ジャンボ白凰2

ジャンボ白凰 2号。
1号に比べて、葉っぱの伸びも宜しい。期待しておるぞ。


414 川中島白桃

川中島白桃。
こちらも、アチラコチラから新緑の葉が茂ってきて、頼もしい。


414 日川白桃

日川白桃。
ようやく芽が出てきたところ。何も出ないままかと心配したが、無事に生存が証明された。


414 ネクタリン 秀峰

ネクタリン 秀峰。
カメラの焦点が、後ろの武蔵鐙にあたっているのは腕のせい。
大風で、武蔵鐙の葉が上向いている。


414 ひなのたき

ひなのたき。
風に揺れる八重咲き品種。咲かせて、咲かせて、桃色吐息。


ここまでは命が感ぜらるる品種。

問題は、以前にえらい目にあった大久保である。


414 大久保

植え付けた時となんもかわらんとです。

やはり、根っこがカリカリに乾燥したのがキイタのか、ウンともスンとも動きが見られんのだ。


そして、これと同じようにお変わりないのが、柿のジローさん。

もうホントに、一ミリの変化もなく、畑に刺さったごぼうのように、静かに佇んでおられらる。


それに家の軒下においた葡萄2品種、ナイヤガラ&ピオーネ。

こちらも緑の葉っぱを見せることなく、その姿は、植木鉢に刺さった枯れ枝のごとし。
近所のおばちゃんに、なして枯れ枝育てよるとか?と聞かれても致し方ない。


これらの動かざるもの達。
太陽に向かって上に葉を広げることは無く、枯れたオジンの下半身のようにピクリとも動きゃせん。


これが国華園クオリティかと失望しつつ、選んだのは自分なわけで。

今しばらくは、枯れ枝に水をかける日々が続く。

ど根性イチジク パティスリエ

現在、8品種を育てているイチジク。

植え付けの際、切り戻した枝がもったいないので、何本かは挿し木にしている。
ネグローネ、バローネ、ドーフィン(たぶん桝井)、サルタン、パティスリエ。

その中で、一番小さく、弱々しかったパティスリエから葉が出てきた。


411 パスティリエ

このパスティさん、定植時からほっそい鉛筆ほどの太さしかなかった。
しかもこれ、挿し木をしたくて挿したわけではない。

二月のある寒い日、冷たい冬の北風の影響か、雑木林の上から落ちた木の枝が当たったらしく、ポッキリ折れていた枝を挿し木したもの。

発見した時は、乾燥した冷たい風にいじめられ、折れた部分は干からびていた。

この細さじゃ挿し木も無理かと諦めていたが、カッターで切り返し、ダメもとでポットに挿しておいたのだ。

動きのない日々が続いていたが、植物の逞しさとは凄いもので、見事生き残り、命をつなげるべく葉を広げようとしている。

その健気で、いじらしい姿には、水をやるおっさんの手にも情がこもろうというもの。

イチジクの生命力、まことに天晴れである。


ところで、このパティスリエ。
e-フラワーで買ったのだが、パティスリエ(ルージュドボルドー)と表記してあった。

イチジクにはロンドボルドー Ronde de Bordeaux(ロンドボーデックス)と言う別の品種があるのだが、e-フラワーで購入したのはいったい、パティスリエなのか、それともロンドボルドーなのだろうか?

まあ、食べて美味ければ、どちらでもよろしい。


411 ネグローネ

こちらは、ネグローネ。
山陽農園出身のイチジクを挿し木。

この挿し木、可愛い‘おまめさん’みたいなものが出ているのだが。
もしかして、これは実ではないのか。

もし、これが果実だとすると、根っこも生えないうちから、このおまめさんが大きくなるなんてことがあるのだろうか?

いやしかし、ただの挿し木に、いきなり実をつけさせるのはマズイだろう。

ここはひとまず、イチジク本体の成長を促すために、このおまめさんは取ってしまったほうがいいのではないか。


昨年末から本腰いれて始めた果樹栽培。

素人ゆえにわからないことが多く、多岐亡羊として、道険しいがそれもまた楽しみ。

長年携わってきた、経験豊富な達人なら、事も無げに済ませてしまうであろう果樹栽培のイロハ。

迷いながら、立ち止まり、失敗して学び、また進む。

これまさしく、我が人生と同じ。

すべての人の心に花を

今週の月曜日、果樹園&ブルーベリーのパトロールを行った。


408 ブラッデン

408 ブラッデン2

ブラッデン。

花びらを染めるピンク色のリブが印象的。可愛いじゃないか。


408 不明品種

408不明品種2

ど忘れ品種。

ラビットアイのどれかだと思う。花冠から少しはみ出た花柱が特徴。


408 もっさり芝桜

408 もっこり芝桜2

408 芝桜全体

芝桜、ダニエルクッション。

ついにフルスロットルで満開に。

俯瞰で見ると、植栽間隔がありすぎるが、なあに、すぐモサモサになるだろうよ。

あんなに小さかったポット苗が、植え付け初年に、ここまで花を咲かせるとは思わなかった。
感慨もひとしお。見事である。


408 枝垂れ桃:ひなのたき

枝垂れ桃、ひなのたき。

八重咲きの薄い桃色が、春の日差しに照らされて、眩しいかぎり。
花びらも大きく、見応え十分。
上手に仕立てて、立派に育てたい。


園芸店を眺めたり、他所様のblogを拝見しながら、花々の美しさに息をのむ毎日。

凛として、つつしみ深く、艶やかでありながら、高潔。
神々しいまでの配色の妙。

この歳になって、やっと花の良さがわかってきた。
花を眺める余裕が出てきた。


農林水産省の『花きをめぐる情勢』では、日本は世界の花卉市場で、第三位の規模を誇るという。

しかし、先進国の中では、花の売れない国だとも言われている。

トイレに入れば、温かいお湯が自動でお尻を洗ってくれるほど、文化文明が発展している日本。

それでありながら、年間に三万人以上の人が自殺をしている日本。

物質的には豊かであるが、花を眺める余裕がないほど、心が貧しいのは、やはりどこか間違っているのではないだろうか。


‘人、花もて語れ’とは、花を持って話ができるくらい、心に余裕を持ちましょうとの言葉ではなかったか。





いつでも花を持って語り合えるように、心はかるくしておこう。

旦那 in 鷹島 其の参

夜が明けて、二日目。

今日の松浦地方は、夜半から雨が降りだしたが、朝になってますますご盛んな様子。

こんな悪天候の中、M氏は元気に早朝フィッシング。

普段釣りに行けないから、時間がおしい気持ちもわかる。
(釣果はアラカブ一匹とのこと)

私といえば、K氏と部屋で無駄話。気になるのは今後の天候。

ご存知、爆弾低気圧が九州北部に上陸して暴れまわっている。

昼の船で壱岐に帰る予定だが、風が強い。波が高い。フェリーが欠航する可能性は大。

釣りに行ったM氏を待って、お宿をあとにする。


406鷹島肥前大橋


鷹島備前大橋からみた橋の主塔。
巨大建造物のもつ、荘厳だが静謐な佇まいに心奪われる。


さて。
船の運行状況を確認するため、船会社に電話するも話中。

何度かけても繋がらないのは、皆同じように電話で航海の有無を確認するので、回線がパンクしているのであろう。

直接、港に行って職員さんに聞いてみると、博多からの船は全便欠航とのこと。

だろうと思ったが、やはりショック。
今夜のお宿は、K氏の計らいで、氏のご実家に泊まれることになった。

しかし、二日も他所に泊まるつもりはなかったので、下着類の替えが無い。

運転手のM氏にお願いし、ゆめタウン博多のUNIQLOに連れて行ってもらう。

下着は普段からUNIQLO愛好者の私。
今回は一泊分だけ、ここで仕入れることにする。


ところで、パンツの話。

以前、女性スタッフに、男性の下着はトランクスよりボクサータイプの方がカッコイイと聞かされ、見せもしないくせに、ボクサータイプばかり履いていた。

しかし、ボクサータイプはラインはキレイに見えるのだが(何のラインだ?)、どうにもシンボルが窮屈である。
開放感がなく自由がきかないのだ。

もうすでに中学生当時の、ガチガチな精力は無いとはいえ、やはり息子を自由にさせたい。

解放してあげたい。

そよ風に揺れる、風鈴の短冊のように。

というわけで、トランクスを選ぶ。
シャツと靴下も買って、K氏の御宅にお邪魔する。

夕飯を食べ、風呂の着替えを準備していたとき、過ちに気づく。
トランクスを買ったつもりが、ステテコを買ってしまっていたのだ。


409ステテコ


柄がパンツ柄なので気づかずカゴに入れたらしい。

今まで、防寒用にパッチ(ズボンの下に履くおじさん専用装備)は持っているが、ステテコは履いたことがない。

これは下着なのか?それとも下にパンツを履くのか?よくわからない。
履き方がわからないので、ステテコ保留。

選り取りで他にトランクスを買っていたので、それを履く。
やはりトランクスはいい。スースーする。股で感じる開放感。
いや解放感か。

我こそは我自身のemancipatorなり。

新品のパンツで股の風通しをよくして就寝。

翌日、7日はなんとか船が出航できたが、波の高さで船大揺れ。

家路につくが、久しぶりの船酔いにて胸焼け。晩飯が喉を通らない。


天候には恵まれなかったが、良い思い出になった。
M氏・K氏、いつもありがとうございます。


また、行きましょう。
今度は、夜の蝶に会いに。

旦那 in 鷹島 其ノ二

宿についたら、まずは温泉。

温泉は旅館についておらず、少し離れたモンゴル村とかいう施設の中にあるという。

やや不便だが、身体を早くぬくめたい。車に揺られて施設に行った。

モンゴル村は、ゲルに泊まれたり、ヤギと戯れたり、温泉につかれたり出来る、鷹島にあるレジャー施設である。

ちなみになぜモンゴルなのか?といえば、鷹島は元の軍隊に責められた歴史を持つ、元寇に深い関わりのある島なのだ。
悲惨な歴史もあったが、今はモンゴルと姉妹都市の関係だとのこと。

私の住む壱岐も、元の軍隊に襲撃された歴史がある。

小学生だったか、歴史の授業で、山奥に逃げ込んだ壱岐の島民は、追ってくる元の軍隊に気づかれないようにするため、泣き叫ぶ我が子の首を、断腸之思で折って逃げ延びたという話を聞かされた。
その為、壱岐も元寇に関する観光名所は多い。
鷹島も、過去には同じような悲劇があり、今があるのだと思うと、感慨深いものがある。


さて温泉。
久しぶりの露天風呂はやはり気持ちがいいもんだ。

外の寒さが余計に、湯のぬくもりを伝えてくれる。毛穴が開き、充足感で全身うっとりする。贅沢な時間。

温泉に入り、寒さで縮んだ身体を伸ばし、袋のシワも十分伸んだ。
待ってましたの宴の始まり。


405座敷お飾り

華やかな座敷飾り。

405お座敷飾り 人形

可愛らしいお人形さん。

この旅館。随分古くからあるらしく、作りも風情があって満足。座敷の額には、『世界の王』こと王貞治さんの若かりし日の写真があった。


続いてお料理。

405刺し盛り

刺し盛り。魚料理、特に刺身の鮮度にはうるさい私も納得の味。大変美味しゅうございました。


405タイの煮付け

タイのお煮つけ。待てずに食べてる画像。旨いねぇ。


405ふぐの刺身

トラフグのお刺身。お上品なお味。鷹島のトラフグはすごい高値がつくらしい。


405ふぐのから揚げ

トラフグのから揚げ。しゃぶって ねぶって 吸い尽くす。


405ふぐ雑炊

〆はふぐ雑炊。鍋があったが、喰うのに夢中で撮ってない。


405マテバシイの焼酎

マテバシイの実で作った焼酎。普通の焼酎の倍はするお値段だが、飲みやすいあっさりとしたノド越し。

ほかにも色々出てきたが、めんどくさくなって写真は省略。


この三人で飲む時は、いつも心が若返る。もっとお肌にハリのあった時分に帰れるのだ。

しかし、歳月とは残酷なもの。
以前は、飲むとなると女性のココロと体という、深淵極まりないテーマに、それこそフロム・ダスク・ティル・ドーン。夕方から夜明けまで熱く、深く語り合ったものであった。

しかし、今となっては、やれ腹が出てきた、やれ体力が落ちた、やれオシッコのキレが悪くなっただの、己の心身がテーマとなってきている。

少年易老学難成

一寸光陰不可軽

未覚池塘春草夢

階前梧葉已秋声


懐かしい顔ぶれに安心しながら、鷹島の夜は更けていった。

旦那 in 鷹島 其の一

4月の5日から、同じ長崎県にある鷹島へ旅行に行った。

旅の目的は、釣り・刺身・トラフグ。

おじさんだらけ、一泊二日のお魚喰いまくりツアー。


まず、朝の便で福岡上陸。

最初に目指したのは、以前もエントリーした恥かき受診である。

一ヶ月ぶりとはいえ、当時の恥ずかしさは忘れられない。

受付の女性に変な目で見られたら、といらん心配をしてしまう。

今度は予め、財布から健康保険書と診察券だけをだしておく。
二度も恥かく必要はない。

気合を入れて、ドアを開ける。受付に行く。ドクターに会う。受付で支払いを済ませる。無事に受診終了。

受付の女性は前回と同じように、淡々とお仕事をなさっておられホッとした。

受診が済んで、旅の仲間であるM氏・K氏と合流する。

今回の旅は、以前から親しくしてもらっている友人と初めての旅行。

若かりし頃から、飲んだり騒いだりしていたが、旅行は初めて。

おじさん三人がウキウキする様は、ウンナンの気分は上々である。


M氏の運転で、鷹島まで行く。

鷹島は、長崎と佐賀の間にある小さな島だ。

以前は船でしか渡れなかったが、鷹島肥前大橋ができて車でも旅ができるようになった。

離島在住の私にとっては、島から島へのセンチメンタルジャーニー。


まずは、お宿に行く前に、釣りを楽しむことにする。

予約していた瀬渡し船で、ポイントの筏に移って釣り開始。

M氏は昨年より釣りにハマっておられ、久留米から足繁く平戸や天草へ釣りに通う熱の入れよう。

K氏は昔、少しだけ竿をいじった程度(今も竿はいじっているが)でほとんど素人さん。

私といえば、四方を海に囲まれた漁師の生まれ。海と戯れた密度が違う。

二人のチイチイパッパに釣りで負けるわけにはいかない。

二人に魚を釣ってほしいと思う反面、密かな対抗心を燃やしつつ、竿を振る。

405釣り竿

405タイ

数投目で可愛い鯛get。

いささか小さすぎる為、海にお帰り願おうとしたが、釣り針を飲んで血が流れている。南無と引っ張り、針を外して海に放すと、しばらく浮いて波間を漂っていたが、鳶が掻っ攫って持っていった。
見事な棚ぼた。今夜はご馳走である。


魚の気配がない。
チイチイパッパ氏の竿にもアタリがない。別の筏の戦士たちの竿も沈んだままだ。

日が暮れるまで粘ったが、そのあとは、私に小さなフグが釣れただけ。
チイチイパッパ氏、共にボウズ。

普段は、餌取りの姿がうじゃうじゃしているとのことだが、今日は全く見られない。

船頭さんによれば、昨日から潮の動きが悪く、魚の活性が低いとのこと。他の戦士たちも一様に無残な釣果に。

言い訳がましいが、我々の腕ではなく、全ては自然の摂理。魚が動かにゃ、いくら餌撒いてもどうしようもない。


しかし、黄昏の海は寒い。

筏の上で両手を回したり、足を上げて体温向上に努めたが、冷たい海風に抱きつかれ、身震いがとまらん。

寒さに凍えて、草臥れて、萎びた顔をヨボヨボにして、今夜のお宿吉乃やさんへ向かった。

イチゴ栽培と旦那のサラメシ

ジャスミンを買った時に、イチゴの苗も一緒に購入した。

園芸店で、春を彩る花々に魅せられ、心がかるくなった拍子に、うっかり買い物カゴに収めてしまった。


403イチゴ

イチゴは果物である。ただし、栽培の手順は野菜となる。

食べる時は果物で、作る時は野菜という、雑学好きにはオイシイ食べ物。

スイカやメロンは一年生果菜、イチゴは多年生果菜と分類されるそうだ。

イチゴは大好きである。
しかし、最近のイチゴは甘い品種が多く食べやすいが、私としては味の濃い、酸っぱさの中にある、爽やかな甘味をもった昔ながらのイチゴが好きだ。

成りは小さいクセに‘これぞイチゴ’と云うような、野生の美味さを感じさせるイチゴがいい。

今回のイチゴ栽培。もちろん初めて。
栽培は野菜と知っていたので、躊躇していたが、買ってしまった。
受け入れてしまった。

しちめんどくさがりの私が、どこまで上手にできるか、記録に載せていくことにする。





さて。
サラメシである。

今の部署は、昼食をスタッフが賄うようになっている。

現在、調理は熟練のマダム軍団が日替わりで担当しているが、これが実に愉しい。

皆さま、料理が上手いのである。

毎回、ちがう家庭の味付けが味わえて、尚且つ美味い。幸せ。


料理の味、味覚というものは、大変奥が深い。

味覚は、その食べ物の味以外の‘何か’が大いに関わっている。

大嫌いな人と食べるご馳走は、どこにメシが入ったかわからないぐらい、味気ない。

しかし、大好きな人と一緒に食べると、スーパーの激安弁当でさえ最高に美味い。

食べ物の嗜好は千差万別。

その人の生い立ちで好みが変わる。おふくろの味がそのいい例か。

賄いを施してもらって、面白いのはそういう味の違いを楽しみ、料理の用法を学べることだ。

そして、料理に感謝し、褒めて。褒め称えて。そして愛されて。


マダムの悩みは、昼の賄いを作ったあと、自分の家の夕飯を何にするか?である。

昼の賄いに満足し、十分な回答はできないが、さっきまで食べたかったもの、最近食べてないものを返答し、マダムの家の夕飯制作に微力ながら、力を添えさせていただく。


今春より我が部署には、男性スタッフが増員された。

これにより水面下では、『男子厨房の日』なる政策が画策されている様子。

左団扇で呑気に構えていたが、厨房に立たされる日がいつか来るかもしれない。

料理といえば、焼き飯ぐらいしかまともに作れない私。

これからは、クックパッドをお気に入りに、果樹の栽培skillと並行して、お料理skillも向上させねばならないのである。

ビワの幼木、娘を嫁にやる心境

果樹園を切り開いていたときのこと。

鬱蒼と繁茂する草木の下に、虫にかじられ、風雨にこすられ、
ボロボロになった葉を頼りなげに広げている枇杷の幼い苗木があった。

絶倫の葛のツルに押さえつけられ、凶暴なイバラの枝にいじめられて、身をよじらせている姿はなんとも儚げ。

叩かれ、しごかれ、体をくの字に折り曲げて。

しかし、頭はきっと天を向いて、寡黙に大地を踏みしめていた。

畑の北側にあった(過去形なのはスモモ定植にて伐採したから)枇杷の木から生まれた、実生苗である。

その数、20本以上はあっただろうか。
何本かは作業中に誤って、踏みしだいてしまっていた。

枇杷は種が大きく食い出が無いが、あっさりとした甘さが心地良い。

憂鬱な梅雨の季節を、優しく和らげる初夏の味覚。

地元、長崎の果物といえば枇杷である。好きな果実だ。


このまま畑に植わっていたのでは、私の可愛いスモモや桃と競合してしまう。

数本を、ブルーベリーを植えているおばの家の空き地(土手)に植えて、葉が切れていたり、ボロボロになっているものは、家の玄関先に緊急避難。


402枇杷1

402枇杷2

その数、10本。3つの植木鉢に数本ずつ、まとめて植えている。


枇杷はほっておいたら、家も傾くというほど大きくなるらしく、『家の庭に植えてはいけない』とうちのオババも言っていた。
いつかは手放すことになる。

今は幼い乳飲み子だが、しばらく可愛がって、育ててみよう。

良さそうな里親がいれば、涙をこらえ、嫁に出すことにしよう。

実生で、素性のわからない、‘どこの馬の骨’と言われても仕方がない、名も無き日陰者であった、この幼木が晴れの門出を迎えるまで、面倒をみることにする。

問題は、『桃栗三年柿八年』ではないが、少々実なりが遅いことと、実生苗の実は小ぶりになるとのこと。

嫁ぎ先が老い先短いと、実がなるのが早いか、あの世に行くのが早いか、というガチンコレースに。

可愛い娘の嫁ぎ先は、婿さんだけでなく親もよく見て、慎重に選ぶことにする。


植木鉢に枇杷を植えたというだけの話。

それが、芦屋雁之助の『娘よ』的展開に帰結したのはなぜだ?。

スモモの挿し木、その後。

四月最初のエントリーはスモモ。

以前、果樹園に定植したスモモの剪定枝を、電気のかよっていない冷蔵庫に入れて、放置。

思い出した時には、黄ニラみたいな、モヤシみたいな旨そうな芽が出ていたアレである。


41スモモ 挿し木

程度もわきまえず、差し込みすぎの感は否めないが、無事に、春らしい優しい緑色に変わってきた。


41ブルーベリー ノビリス 挿し木

こちらはブルーベリーのノビリス。

果実に独特の風味があり、私好み。

3/13の記録では、五本挿していると書いたが、見ると六本だった。

こんな簡単な計算もできないなんて。

半月以上、毎日見ていながら、見間違うなんて。


春である。

花も咲く。虫も目覚める。鶯が鳴き、変態もコートに身を包む。

私のお脳もだいぶあたたかくなってきました。


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藻の上の旦那

Author:藻の上の旦那
玄界灘に浮かぶ壱岐で、果樹栽培に勤しむ中年です。
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