造花のように美しい ひなのたき


昨日の午後のこと。



町内の浜辺でたそがれおじさんになった後、いつものように果樹畑へ。


春の畑は花盛り。


この花見たさに、たまの休みも畑に通うお暇な私。


惚れた私が悪いのか、迷わすお花が悪いのか。





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ちょっと寄り道して、桜。


春の花といえば、やはりこれ。









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道脇のスイセン。


もう時期は終わりかと、思った矢先に出てきたスイセン。


しかも、冬に咲いていたのに比べてデカい。


直径10cmはありそうな巨大な花。


清楚なイメージのスイセンとは程遠い、自己主張の強いタイプなのかしら。


花数は少ないのは、一つの花にエネルギーを集中させるからなのか?







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花桃、ひなのたき。

豪華な花びら。


惚れ惚れ。


綺麗かですなぁ。



昨年より花数が増え、見ごたえあり。


しかし、この八重桃の花。


作りもののようによく出来ている。まるで造花。


(例えはおかしいが、ホントによくできた花ってことで)








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シバザクラも。

桃色なんて穏やかな言葉は似あわない。

ピンクピンクドピンク桜。


株によって咲き方のずれあり。


まとまって満開を迎えれるかな。



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畑の南川(下側)からでもシバザクラのピンクが目立ってきた。

一番目立つのは雑草だけど。



さて。


今日はこの果樹園の北側、夏になると高木により木陰が出来るあたりに、アジサイを植え付ける。





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アジサイ。


昨年の夏だったか、職場のマダムに枝を頂き、挿し木で養成しておったチビ苗。


計6本。


半日陰でも育つ花、梅雨の時期でも目を楽しませてくれる要素として投入。




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定植完了。

土壌成分で、花の色が青や赤に変わるアジサイ。

はてさてどんな花色になるのやら。



梅雨の果樹畑はクチナシの甘き香り。

アジサイのしっとりとした佇まいで、心の充実を図る予定。


桃の花の美しさに痺れる


ぽかぽかと暖かい春の午後。


春霞を鼻穴全開に広げて吸い込みながら、山の畑へ。


※春霞ではなくただのPM2.5だった。不健康。








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手の上の旦那。



旦那 「果樹園南西に敵機発見。発見次第、捕獲せよ。」

私 「ラジャー」











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お食事中の敵機発見。


私に気づいて固まっている。


ブルーベリー、オクラッカニーのようやく出始めた新芽を貪るとは言語道断。


早々にご退場頂く。



暖かくなるにつれ、増える毛虫。


果樹に目がいかないようにと、他の雑草も生やし放題にしているというのに。


もみ殻のマルチを越えてまでわざわざブルーベリーの樹にやってくるというのは、この樹の新芽はそれ程に美味いのであろうか?














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桃、ジャンボ白鳳の花。


植え付け一年目で花咲かせるのがいいのかはわからないが、どうしても花姿を拝みたく、摘蕾せずにこの日を迎えた。


もうほんとにすごく綺麗。



八重咲きの桃の花(ひなのたき)は見たことがあったが、一般的な一重咲きの花をまともに見たのはこれが初めて。



桜よりも大きく、薄桃色にたなびくベールのような花びらはなんとも可憐。

毛虫探しを途中で止めて、暫く見入ってしまった。

私の携帯画像ではこの綺麗さを伝えきれないのが残念。

(育ててる人間の贔屓も入っているが)

買ってよかった国華園。












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桃、武井白鳳の花。


太陽に向かって広がる花の美しさよ。


私が購入した、国華園の桃苗の中では一番の成長株。


今年も元気に育ってほしい。












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桃、ひなのたき。


枝垂れる枝先に、あの大きな八重の花が咲くまでもう一息。












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シバザクラ。


眩しいピンクで目がおかしくなりそう。












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シバザクラ全体図。


カメラ手前の東側より、西側の方が花咲きが早い。


これは、推測するに東側にある大きな楠の木が陰になっている為、日照に差が出ているのではないかと。





一年前、はらわたが弾けるくらいに果物を食べたくて、果樹がメインの畑を作った。


果樹の花など大して興味はなかった。



しかし、今日、桃の花の美しさを目の当たりにし、その花の輝きに触れ、これからももっと多くの花を育てたいと考えるようになった。


花を大切に育てる人の気持ちが少し分かったようにも思う。


自分が育てた植物が、美しい花を咲かせてくれた時の喜びは何物にも代えられない。




果樹園が主体の我が畑。


ジャスミンやバラの苗木も育っていることだし、お花畑のような果樹園を目指すのもいいかもしれん。














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畑の帰り、坂道を降りた道沿いに咲いていた花。


花びらに、一滴のグリーンがチャーミング。

名前はなんと言ったかな?

10月13日の続き ひなのたき

日曜日の続き。

果樹畑を見回り、枝垂れ桃の「ひなのたき」を観察。




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ひなのたき。

その枝垂れた枝の姿がなんとも華やかで、可愛らしい。

「ひなのたき」という名前も微笑ましく、可愛らしい。



地面に枝がつきやすく、すぐに葛に巻き付かれるこの枝垂れ桃さん。



前回の訪問時に葛を刈りまくり。

近づけさせなかったので、ツルが巻いた枝は皆無。

枝先からねっとり眺めていると。




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支柱とした竹より随分と離れてしまっている。





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その株元がこちら。

台風の大風で樹がぐらつき、思いっきり傾いて、思いっきり根っこが露出していた。


やばいよ~やばいよ~とすぐに付近の土を被せて緊急処置。


主幹がふらふらと揺れているため、竹に縛り直し矯正。
(一枚目の画像は慌てて土を被せている為、根っこは見えていない)


前回訪問時、だいぶん土に根付いたやろぅとビニタイを外したのが失敗の元。


樹が大きくなるまで、大風に耐えれるまでは、しっかりとした固定が重要であると再確認した次第。



黒の女王 おふくろの味

GW最後の月曜日は仕事がお休み。

午後からいつもの畑へ向かう。

風がやや強いが、日差しは強く、暑いくらいの良い天気。


506 桃 ジャンボ白凰

506 ジャンボ白凰 2

ジャンボ白凰。
綺麗なライトグリーンが目に鮮やか。


506 川中島白桃

川中島白桃。
こちらも美しい新緑。白凰に負けるな。


506 桃 ひなのたき

506 ひなのたき2

ひなのたき。
アリが右往左往している。

桃もスモモも、よくアリがたかっていて、木の表面を舐めるように、じっとしている。

調べたところ、植物の中には花外蜜腺(かがいみつせん)といって、花以外の場所から蜜を出すものがあり、蜜をアリに吸わせることで、アリに身を守らせているこのこと。

植物と昆虫の関係は、実に奥が深い。


感心しながら、果樹畑を見回っていると、何やら黒くうごめく者が。


506 女王アリ1

506女王アリ2

顔には、強さを誇る頑丈そうな顎。

しかし、頭はこまい。

こまい頭に反して、腹はボテ腹。

顔の輪郭、体の構成からして、黒アリの女王のよう。

こんな山の畑で、The March Of The Black Queen。

でっかい腹を揺らしながら、のそのそ歩いておられるではないか。


女王様。このような俗世に居てはなりませぬ。

このままここに居たら、この中年の心ない天使が踏み潰しかねない。

そっと、林の奥に返してあげた。

やがて沢山の赤ちゃんを産み、私の果樹を守ってくれるのであろう。

※よく調べたら、画像の虫は蟻の女王ではなく、ツチハンミョウという昆虫であった。我無知蒙昧ナリ。


さて。

蟻を召し上がったことがあるだろうか?

生で。


私が幼稚園に通っていたあの日。

随分遠い昔の話であるが、昼のお弁当の時間であった。

母が作ったお弁当を、自分のロッカーに取りに行った際、床にぞろぞろと、ゆらめく黒いひとすじの流れ。

アリさんの行進である。

その流れは、となりのたか子ちゃんのロッカーを無視して、私のロッカーに続いていた。

目指すゴールは、私のロッカーにある弁当袋。

虫を見るとテンションが上がるのが子供。

楽しい給食の時間がより楽しくなった。

弁当を袋から取り出し、蓋を、開けてビックリ弁当箱。

母の手作り弁当は、アリ御膳に。

どうやら、オカズのスパゲッティナポリタンが目当てだったようで、ナポリタンにビシッとお集まりくださっていた。

白いご飯は、ゴマ塩ごはんならぬ、黒アリごはん。

なかにはご飯の粘りで、ご臨終の方もいらっしゃったご様子。

どうしてよいかわからないので先生に聞く。


「センセー、お弁当箱にアリん入っちょったー」と私。


すると先生から奇跡の一言。


「アリは食べらるっけん、そんまま食べちいいとよ~。」


「ハーイ(^o^)/」


はい。食べました。

生きているのも、死んでいるのもおかずに混ぜて。

アリには蟻酸(ぎさん)という成分があるので、刺激があるらしいのだが、なんせ昔のことで、刺激があったかは忘れてしまった。

なんか苦味があったような気もするが。


しかし、あの食感は覚えている。

歯に挟まる、アリさんの足。

プチプチ潰れる、アリさんの頭。

おつゆが出たのかもしれない、アリさんのお腹。


ミルキーはママの味。

母の弁当はアリの味。

その日の弁当は、生涯で一番忘れられない弁当となった。

家に帰ってこの話を母にしたら、意外とすんなり受け入れており、母も「アリ虫食べたら強なるとよ」と話してくれた。
(今でもこのアリクイ事件は、母との笑い話である)

近頃、スパゲティナポリタンが流行っているようだが、壱岐の田舎じゃ、随分前にアリさんが美味さを証左してくださっていたのである。


アリは食べられる。

ただし、歯に詰まる。

これが私の、アリについての食味の全てである。

花開くもの、沈黙を続けるもの

今日の壱岐地方は、朝から風が強かった。

午後からは雨を伴う大風。時に雷鳴の轟く、大荒れの休日。

我が果樹園の木々も、吹きすさぶ雨風に新緑の葉を散らされながら、春風のイタズラに耐えていた。


414 ジャンボ白凰

ジャンボ白凰 1号。
成長が遅く、のんびりした印象。早よ大きゅうなれ。

414 ジャンボ白凰2

ジャンボ白凰 2号。
1号に比べて、葉っぱの伸びも宜しい。期待しておるぞ。


414 川中島白桃

川中島白桃。
こちらも、アチラコチラから新緑の葉が茂ってきて、頼もしい。


414 日川白桃

日川白桃。
ようやく芽が出てきたところ。何も出ないままかと心配したが、無事に生存が証明された。


414 ネクタリン 秀峰

ネクタリン 秀峰。
カメラの焦点が、後ろの武蔵鐙にあたっているのは腕のせい。
大風で、武蔵鐙の葉が上向いている。


414 ひなのたき

ひなのたき。
風に揺れる八重咲き品種。咲かせて、咲かせて、桃色吐息。


ここまでは命が感ぜらるる品種。

問題は、以前にえらい目にあった大久保である。


414 大久保

植え付けた時となんもかわらんとです。

やはり、根っこがカリカリに乾燥したのがキイタのか、ウンともスンとも動きが見られんのだ。


そして、これと同じようにお変わりないのが、柿のジローさん。

もうホントに、一ミリの変化もなく、畑に刺さったごぼうのように、静かに佇んでおられらる。


それに家の軒下においた葡萄2品種、ナイヤガラ&ピオーネ。

こちらも緑の葉っぱを見せることなく、その姿は、植木鉢に刺さった枯れ枝のごとし。
近所のおばちゃんに、なして枯れ枝育てよるとか?と聞かれても致し方ない。


これらの動かざるもの達。
太陽に向かって上に葉を広げることは無く、枯れたオジンの下半身のようにピクリとも動きゃせん。


これが国華園クオリティかと失望しつつ、選んだのは自分なわけで。

今しばらくは、枯れ枝に水をかける日々が続く。

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Author:藻の上の旦那
玄界灘に浮かぶ壱岐で、果樹栽培に勤しむ中年です。
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