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枇杷 幼苗の出戻り


果樹畑を開拓するときに、家に持ってきた枇杷の幼苗

三つの植木鉢に分け、玄関先で育成していた。



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そのうちの一鉢は、昨年末に近所の知人宅に嫁いで行き、残る2鉢を育てていたが、諸事情により玄関先での鉢植え栽培を断念することに。



この2鉢分(6本)の幼苗をどうしよう。


家の周りに植える場所はなし。


さりとて燃えるゴミとして処分するような真似もできない。




色々思案した挙句、出した答えは【出戻らせる】こと。


山の畑に植え戻すのである。






さて。


現在、山の畑にはスモモやモモを植樹しており、空きはない。


どうするか?




私が叔母に借りているこの山の畑。


下段にも畑があるのだが、ここは完全な耕作放棄地。


私が開墾した山の畑と同じくらいほったらかされていた為に、イバラと葛の一大群生が広がっている。


誰の手も入っていないここに、枇杷を植え付けるのである。




ちなみにこの荒れ畑、叔母の家の畑ではない。


いわゆるこっそり植樹。



全くよその畑に植え付けるのは気が引けるが、何十年も使っていない畑であるし(畑というより荒地)、植える枇杷も本来であれば、この山に生えている枇杷の子供。


これはつまり出戻りなのである。



ここはひとつ、我が枇杷の幼苗育成場として機能していただこう。


イバラの幹を堀り切って、葛のつたや腐葉土になりつつある枯草をどかし、枇杷を密植。





20140123_153542[1]_convert_20140123203102


6本も植えたことだし、1本くらいはまともに育つでしょう。




問題は、真夏の雑草。


去年の7月、この荒地は一面、1m越えの凄まじい草の絨毯と変わり、私の行く手を阻んでいたのだ。


枇杷の成長を願いつつ、スイセン香る夕陽のあたる丘を下る。




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ビワの幼木、娘を嫁にやる心境

果樹園を切り開いていたときのこと。

鬱蒼と繁茂する草木の下に、虫にかじられ、風雨にこすられ、
ボロボロになった葉を頼りなげに広げている枇杷の幼い苗木があった。

絶倫の葛のツルに押さえつけられ、凶暴なイバラの枝にいじめられて、身をよじらせている姿はなんとも儚げ。

叩かれ、しごかれ、体をくの字に折り曲げて。

しかし、頭はきっと天を向いて、寡黙に大地を踏みしめていた。

畑の北側にあった(過去形なのはスモモ定植にて伐採したから)枇杷の木から生まれた、実生苗である。

その数、20本以上はあっただろうか。
何本かは作業中に誤って、踏みしだいてしまっていた。

枇杷は種が大きく食い出が無いが、あっさりとした甘さが心地良い。

憂鬱な梅雨の季節を、優しく和らげる初夏の味覚。

地元、長崎の果物といえば枇杷である。好きな果実だ。


このまま畑に植わっていたのでは、私の可愛いスモモや桃と競合してしまう。

数本を、ブルーベリーを植えているおばの家の空き地(土手)に植えて、葉が切れていたり、ボロボロになっているものは、家の玄関先に緊急避難。


402枇杷1

402枇杷2

その数、10本。3つの植木鉢に数本ずつ、まとめて植えている。


枇杷はほっておいたら、家も傾くというほど大きくなるらしく、『家の庭に植えてはいけない』とうちのオババも言っていた。
いつかは手放すことになる。

今は幼い乳飲み子だが、しばらく可愛がって、育ててみよう。

良さそうな里親がいれば、涙をこらえ、嫁に出すことにしよう。

実生で、素性のわからない、‘どこの馬の骨’と言われても仕方がない、名も無き日陰者であった、この幼木が晴れの門出を迎えるまで、面倒をみることにする。

問題は、『桃栗三年柿八年』ではないが、少々実なりが遅いことと、実生苗の実は小ぶりになるとのこと。

嫁ぎ先が老い先短いと、実がなるのが早いか、あの世に行くのが早いか、というガチンコレースに。

可愛い娘の嫁ぎ先は、婿さんだけでなく親もよく見て、慎重に選ぶことにする。


植木鉢に枇杷を植えたというだけの話。

それが、芦屋雁之助の『娘よ』的展開に帰結したのはなぜだ?。

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Author:藻の上の旦那
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